須賀神社 【神社】(成田東5丁目29番3号)

 

ページ番号1007983  更新日 令和4年8月22日 印刷 

この神社は旧成宗村本村の鎮守で、祭神は素戔鳴命(すさのおのみこと)です。社名は祭神が同じ素戔鳴命である出雲の須賀社にちなんだものです。
当社の由緒については、寛永期(1624年~1643年)に社殿を造営したとも、あるいは天慶4年(941年)に創建され、慶長4年(1599年)に再建されたとも伝えられていますが、安政年間(1854年~1859年)に記録を焼失したため明らかではありません。
江戸時代の当社は牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)と呼ばれていました。これは仏教では素戔鳴命は牛頭天王の垂迹(すいじゃく)であるという神仏混淆(こんこう)の考えによるものです。『新編武蔵風土記稿』は、江戸時代の当社について「字本村に鎮座し、社はニ間半に………社から二〇間ばかり離れて鳥居を立つ、例祭は不定、農間に神酒を供す」と記しています。
明治維新後、当社は成宗村の村社として人々の信仰を集め、昭和33年(1958年)には社殿を新築、同時に旧拝殿を神楽殿に改築するなど、現在の景観を整えました。また境内末社としては御嶽神社と稲荷神社があります。

 

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