7 井草八幡宮 【神社】(善福寺1丁目33番1号)

 

ページ番号1007960  更新日 令和6年5月20日 印刷 

当社は旧上、下井草村の鎮守です。祭神は八幡大神で、明治時代までこの付近の古い地名から、遅野井(おそのい)八幡宮とも呼ばれていました。
当社は900余年の歴史をもつと伝えられ、社前には建久4年(1193年)、源頼朝による奥州平定を報賽して手植寄進したという大きな松がありましたが、昭和48年(1973年)に枯れてしまいました。江戸時代の慶安2年(1649年)には、徳川家光が社殿を造営させ、朱印領6石を寄進しています。
3年ごとに神幸祭(神輿の渡御(とぎょ))、5年ごとに鎌倉の昔をしのぶ珍しい流鏑馬(やぶさめ)の神事が行われています。
境内東側付近からは縄文時代中期(約4,000年前)の住居跡が発見され、多くの土器が発見されました。その中の顔面把手付釣手形土器は、国の重要文化財に指定されています。このように当社周辺は太古の昔から、人々が住居を構えた、生活に適した地であったことが窺えます。

 

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