8 第六天神社 【神社】(高井戸西1丁目7番2号)

 

ページ番号1007969  更新日 令和6年6月7日 印刷 

当社は旧上高井戸村の鎮守で、祭神は面足命(おもたるのみこと)、惶根命(かしこねのみこと)です。明治以前は第六天神社と呼ばれていました。創立年代は明らかでありませんが、鎌倉時代の頃と伝わります。天保年間(1830年~1843年)に本殿、拝殿が焼失したため、しばらく仮殿が置かれましたが、安政3年(1856年)に本殿が再建され、明治14年(1881年)に拝殿が再建されました。昭和47年(1972年)には、中央高速道路新設にともない、鉄筋コンクリート製の本殿の覆殿と幣殿が、新たに建てられました。
明治以前の祭日は11月22日で、宵宮になると農作業を終えた近所の人たちが、当番制で5人ずつ拝殿にこもり、お神酒を飲みながら世間話に興じ夜を明かしたということです。この「おこもり」の風習も昭和40年頃には途絶えてしまいました。また昭和の初め頃まで「雨乞い神楽」がありました。これはお祭りをすると必ず雨が降ると言伝えられていたため、日でりが続くとお祭りをして神楽を奉納しました。

 

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習推進課文化財係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0693