66 海雲寺 【寺院】(成田東4丁目18番9号)

 

ページ番号1007982  更新日 令和6年8月13日 印刷 

当寺は江月山と号する曹洞宗の寺院で、本尊は木造釈迦如来坐像です。
開山は、上野国(現・群馬県)甘楽(かんら)郡菅原村陽雲寺の天徳寛隆で、開基は細川谿谷院殿月山窓雪大童子(けいこくいんでんげつさんそうせつだいどうじ)(細川越中守の息子)です。
慶長16年(1611年)8月、江戸八丁堀(現・中央区八丁堀)の地を拝領して開創されましたが、その後、寛永12年(1635年)に御用地となったため、同年5月、浅草八軒寺町(現・台東区寿町)の地に移転し、明治43年(1910年)、区画整理のため現在地に移転しました。
現在は、慧超派(えちょうは)または海雲寺派と称される曹洞宗の一派をなしています。
山門は江戸城内の紅葉山から移築したといわれる由緒ある建造物です。
本堂の左手の御堂には、安永9年(1780年)と銘がある木食上人像が安置され、境内の馬頭観音像と伝わる石造物には、寛政10年(1798年)の銘と「武州多摩郡田はた村内せき口」「大場源左衛門」という造立者名が刻まれています。

 

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