42 田端神社 【神社】(荻窪1丁目56番10号)

 

ページ番号1007893  更新日 令和4年8月22日 印刷 

当社は菅原道真公を祭神とした旧田端村の鎮守で、かつては北野神社(天満宮)とも呼ばれ、村の産土(うぶすな)神として崇められてきました。
創建は応永年間(1394年~1427年)といわれ、社伝によれば、武蔵国の有力者、品川左京の家臣良影という者がこの地に土着し、京都の北野神社の分霊を祀ったことにはじまると伝えられています。いつしか社が田の端にあることによって田端神社と呼ばれ、明治44年(1911年)にそれが社号となりました。
それに先立つ明治42年(1909年)、当社は村内に鎮座してあった天祖社・稲荷社・子ノ権現社・山神社を合祀しました。これにともなって各社の祭神が当社に祀られ、現在の祭神は菅原道真公・天照皇大神(あまてらすおおみかみ)・豊受比売命(とようけひめのみこと)・大国主命(おおくにぬしのみこと)・大山祇命(おおやまつみのみこと)の五柱です。
当社祭神のひとつ、大国主命は足痛・腰痛に霊験有りとして知られ、社蔵の木槌のご利益への返礼として奉納された木槌が多数残っています。
文化財としては、延宝5年(1677年)銘・享保3年(1718年)銘の庚申塔、江戸時代に造られたといわれる木造鳥居、江戸末期から大正期にかけて奉納された力石などがあります。

 

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