お気に入りの入園グッズを準備して、幼稚園生活を楽しく迎えよう(令和5年3月1日)
無事幼稚園の入園が決まり、入園金を支払い、あとは入園を待つばかり。そんなひと段落したパパママもいよいよ入園の準備を始める頃でしょうか。初めての幼稚園だと一体何を準備したらいいのかとそわそわしてしまいますよね。そこで、上の子の経験を踏まえて2人目の入園グッズを用意した筆者が、その体験をご紹介します。
もちろん細かいところは幼稚園により異なりますが、参考にしてみてくださいね。
入園グッズの準備を始めるために大事なこととできること
インターネットで検索をすると、入園グッズがたくさん出てきます。かわいい柄のバッグや小物などにテンションが上がり、ついついわが子にはどれがいいかしら、と選ぶのはちょっと待って。幼稚園によって大小さまざまなルールがあります。
入園準備で一番大事な「入園説明会」
幼稚園では必ず入園説明会があります。まずはその入園説明会に参加しましょう。そこで準備が必要なグッズや幼稚園のルールが具体的に確認できます。いきなりやみくもに入園グッズを購入するのは絶対にやめましょう。入園グッズのルールは幼稚園によって違うからです。
入園説明会はいつ頃なの
一般的には1月から2月頃に入園者を対象に入園説明会があります。筆者の子どもの通う幼稚園では2月末頃に開催されました。遅いなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その頃でも十分間に合う位準備するものが少なかったです。
一方で12月頃に説明会がある幼稚園もあります。その幼稚園はたくさんの入園グッズを手作りするそうです。そのため余裕をもって準備に取り掛かれるよう、早めに説明会が開催されるのかもしれません。
入園説明会ではどのような説明があるの
説明会では入園後の幼稚園生活で必要なものや、幼稚園生活のルール全般の説明があります。見本も見せてもらえるので、入園グッズのイメージがつくのではないかと思います。次に幼稚園へ行くのは入園式という幼稚園も多いので、疑問点はこの説明会で全て解消しておくのがいいでしょう。
入園説明会よりも前に準備できること
入園説明会を待っても十分準備が間に合いますが、やっぱり少しでも早く準備をしておきたいという方もいるのではないでしょうか。実際に購入するのは説明会後でも、事前にできることがいくつかあります。
お名前グッズと記名
当たり前のことですが、筆者が面食らったことがあります。それは全ての持ち物に記名することです。この全てには、子どもが身に着ける下着や靴下も含まれます。私服を身に着ける場合、私服にも全て記名が必要です。私服となるとかなりの量になります。
洋服など布地に書くことができる名前ペンや、スタンプ、シール類は事前に準備をし、できるものから記名を進めておくのはおすすめです。
子どもがわかる目印を決めておく
自分の名前が読めるのであれば不要ですが、入園時点で名前が読めない場合は自分のものとわかるマークを作っておくといいです。ぜひ時間のあるうちに子どもがわかりやすくて、親が書きやすいマークを親子で決めておきましょう。
購入先の目星をつけておく
幼稚園で使うものを購入しようと思った時、お店で購入しようとしたら全てを一度にそろえられる店舗が意外となかった経験があります。結局、実店舗で探す手間を省くために、いくつかはインターネットで購入したのですが、送料の負担が大きくやや不満が残りました。
子どもと一緒だとお買い物にも時間がかかるもの。例えば、お弁当グッズはここに売っている、とか、生地はこのサイト、巾着の留め具やひもは100円ショップでも購入できるなどざっくりと購入先の目星をつけておくとスムーズです。
手芸が苦手なパパママ限定で袋物の製作代行先
幼稚園で使う袋物は手作りだとわかっているけど、どうしても作れない、自信がないと言う場合、イージーオーダーを頼るのも一つかもしれません。近所の手芸屋さん、洋服修理屋さん、インターネットなどで金額や納期など確認をしておくと慌てません。
とある幼稚園の入園グッズを紹介します
改めて、筆者が用意した入園グッズをご紹介します。筆者にとっては2度目の幼稚園の入園準備だったので、1人目の子どもの経験を踏まえて、2人目のグッズを用意しています。
制服一式、園帽子、幼稚園カバン、体操着一式、スモック
いずれも入園金を支払った11月に、採寸を行い発注していました。発注したサイズは、卒園までを見越して、2サイズ程度大きいものです。手元に届いたら、丈詰めをします。体操着にはお名前ワッペンをつけ、スモックは子どもが自分のものとわかりやすいデコレーションを施しました。
ちなみに、インターネットで幼稚園のスモックを検索すると、とてもかわいくデコレーションしたスモックがたくさん出てきます。しかし、実際は、男の子はワッペン、女の子はすそにフリルをつけたり、ポケットにリボンをつけている子が多かったです。
バッグ、巾着類
上履き入れ、コップ入れ、お弁当入れを用意しました。洗い替えを考え、コップ入れとお弁当入れは2つずつ、上履き入れは1つ用意しました。
上履き入れは上履きを持っていく時と持って帰る時しか使わないため1つで問題ありません。なお、上履き入れは使用頻度が低いため、3年間使ってもへたることはありません。
ちなみに、小学校へ入学してからも使うため、多少大き目なサイズで用意しておけば長く使えそうです。
ほかにレッスンバッグやハサミなど文房具を入れる袋が必要な幼稚園もあるようです。
手作りの場合はもちろん、購入する場合も生地を同じものにすると、子どもが自分のものとわかりやすくていいですよ。
タオル類
おてふきタオル、ハンカチを用意しました。おてふきタオルはループ付き。おてふきタオルは洗い替えで2枚、ハンカチは5枚用意しました。ハンカチは上の子の時にポケットやカバンなどに入れっぱなしで気がつかず、洗い替えがないと困ったことがあったので、多めに用意しました。なお、ハンカチは折ると小さなポケットにちょうどよく入る薄手で小さなものが便利です。
ちなみに、おてふきタオルは、水道のそばに置いたタオル掛けにかけて、手を洗った時に使います。子どもに聞いたところ、ハンカチは常にポケットに入っていても、幼稚園舎内の水道では使わないとのことでした。園庭にある水道で手を洗った時など、おてふきタオルが近くにない時にはハンカチを使っているようです。
お弁当グッズ
お弁当箱、カトラリー、コップ、ランチョンマットを用意しました。
年少さんのお弁当の容量は350ミリリットルが目安です。カトラリーはその日のお弁当で使うものだけを持ってくるように指示をされます。3点セットを用意して、都度使わないものを抜いて持たせてもいいのですが、かさばります。筆者は、箸と箸箱、フォーク、スプーン、あわせてフォークとスプーンが2本まで入るカトラリーケースを用意しました。
コップは持ち運びしやすいプラスチック製で、容量は150~200ミリリットルサイズが目安です。ランチョンマットはサイズが指定されていたため手作りしました。
参考情報
上履き
メーカーの指定はなく、白い無地との指定でした。子どもの足が幅広甲高で、一般的なバレエシューズタイプがきつかったため、マジックテープタイプのものを購入しました。
また、自分で靴を履くことに慣れていない場合は、かかとにループをつけてあげると履きやすくなります。
その他用意したもの
入園グッズとして指示されたもの以外で、登園で使うものとして、いろいろ用意しました。
靴
スニーカーが基本で雨の日は長靴OKというルールでした。そこで長靴とスニーカーを2足用意しました。幼稚園の園庭での遊びは結構汚れます。週の半ばで洗うことも想定し、スニーカーは2足あると安心です。自分で脱ぎ履きがしやすいスニーカーを用意してあげましょう。
長靴も必須ではありませんが、できれば準備をしておきましょう。幼稚園に入ると雨だからと外へでないわけにもいきません。徒歩登園だと着く頃にはびっしょりということもよくあります。
雨グッズ
年少さんのうちは傘よりもレインコートが安心です。特に、幼稚園から遠くて徒歩登園の場合や自転車通園の場合、傘は大変です。必ずレインコートかポンチョを用意しておきましょう。登園かばんを背負って上から着ることのできるワンサイズ上がおススメです。
マスクとマスクケース
令和4年度もマスクも記名をして持参するルールでした。園舎内ではマスクをつけて、園庭遊びでは外すルールだったため、登園カバンのポケットに入るマスクケースを用意しました。
お気に入りの入園グッズを身に着けて、楽しい幼稚園生活を
入園グッズはルールの中で比較的自由にそろえることができます。好きなキャラクターで統一するのも良いし、動物や乗り物など子どもらしい絵柄もかわいらしくて、とてもいいなと思います。
好みができはじめる3歳、できれば一緒に選んだものがあると子どもも思い入れができていいのではないでしょうか。全てを一緒に買いに行くのは大変なので、キャラクターや柄、色だけ一緒に決めるのがおススメです。お気に入りの入園グッズを身に着けての登園はとても楽しいものになると思いますよ。
すぎラボライター らくちゃんママ
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