パパママが癒される大田黒公園は子連れにもおすすめ(令和5年6月1日)
大田黒公園と言う公園はご存じですか。杉並区にある公園は、子どもたちが元気に走り回る公園だけではありません。大人がのんびりと過ごすことができる公園もあります。そんな大人向けの公園の中でも特別感のある公園のひとつが大田黒公園です。でも、実は子連れにもおすすめと先輩ママから教えてもらったので、早速子どもを連れて行ってみました。
大田黒公園ってどんなところ
荻窪駅から10分ほど歩く閑静な住宅街の中に大田黒公園があります。この公園は大田黒元雄さんと言う方の名前が付けられた日本庭園です。
大田黒氏は大正から昭和にかけて音楽評論家として活躍し、紫綬褒章(しじゅほうしょう)、勲三等瑞宝章(くんさんとうずいほうしょう)、文化功労賞と言った功績を残された方です。大田黒氏が86歳で逝去するまでの47年間を過ごした屋敷が杉並区に寄付され、元々の形を残した状態で公園として整備されました。昭和8年に建設された仕事部屋が記念館となっており、大田黒氏が愛用した品が残されています。
どこにあるの
荻窪駅から南東側へ10分ほど歩いたところにあります。
住所
東京都杉並区荻窪3丁目33番12号
JR中央線、東京メトロ 荻窪駅下車徒歩10分(800メートル)
管理事務所
電話 03-3398-5814
駐車場
駐車場はありません。近隣に一般の有料駐車場はあります。
自転車
正門の右手側に駐輪場があり、停めることができます。
いつ開いているの
大田黒公園は管理人さんが常駐する公園で、開園する日時が決まっています。
開園日
1月2日~12月28日
開園時間
9時から午後5時(入園は午後4時30分まで)
ただし、新緑の時期(4月上旬から中旬)と紅葉の時期(11月末から12月初旬)にはライトアップ(有料)があります。
どんな施設があるの
大田黒公園には遊具はありません。正門から続く道を歩くと、手入れの行き届いたきれいな日本庭園を一周できます。大きな日本庭園の中に、茶室と記念館があります。
茶室は、杉並区公共施設予約システム「さざんかねっと」で予約が必要です。記念館は開場時間が異なります(午前9時から午後4時公開)
なお、女性トイレにはおむつ替えシートがあります。
大田黒公園は子連れにもおすすめ
大田黒公園は大人にとって喧騒を忘れられる場所で、まるで京都へ旅行したような気分になります。短い時間でリフレッシュできるので、ぜひ訪れてほしい場所です。
しかし、大きな声で走り回るような公園ではないし、遊具もありません。手入れの行き届いた日本庭園は芝生や植え込みには入ることができず、子どもにとっては少し窮屈かもしれません。それでも、子連れにもおすすめで、実際筆者が行った時も来園者の3割ほどは未就学児連れの親子でした。
子連れにおすすめの理由は池にあります。
池の鯉にエサやりができる
日本庭園の一番奥に位置する池。ここにはたくさんの鯉がいます。鯉は蚕糸の森公園など杉並区のほかの公園でも見ることができますが、ここではなんと餌もあげることができるのです。(ただし、鯉のエサは園内で購入したものに限ります。)
鯉のエサは管理事務所で購入することができます。数量限定なので、ぜひ販売直後を狙いましょう。
平日 午前9時から7袋販売
土日祝 午前9時から8袋、午後1時から8袋販売
池に近づくと、鯉がエサを求めて近寄ってきます。パクパク口を開ける音もとても大きくて、子どもは驚きながらも夢中になってエサを投げます。あまりの勢いで大人もつい童心に帰ります。鯉にエサをあげられるスポットはなかなかないため、とても貴重な体験です。
なお、池には柵はありません。子どもが池に落ちないようにくれぐれも注意しましょう。
最後に
園内は本当にとてもきれいです。新緑の時期もとてもきれいですし、紅葉の時期のライトアップもとてもすばらしいと聞きました。たまには落ち着いた気持ちで公園を散歩するのも子どもにとってもいい体験となるのではないでしょうか。
子連れで静かに散歩した後は、徒歩5分ほどの所にある中央図書館と読書の森公園、成宗公園、徒歩15分で天神橋公園などをはしごするのもおすすめですよ。
公式サイトです。とてもきれいで公園への期待感が高まります。
園内で咲く花のリストやイベント情報も確認できますよ。
すぎラボライター らくちゃんママ
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子ども家庭部管理課庶務係
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