子乗せ自転車、どう選ぶ?(令和6年10月1日)

 

ページ番号1096719  更新日 令和6年10月1日 印刷 

「すぎラボ」は、杉並区で子育て中のママライター、パパライターによるコンテンツです。

子育て中のママパパの便利な移動手段、自転車。スーパーや保育園など子を連れてちょっと近場への移動に便利ですよね。街でも注目してみると、みなさんさまざまなメーカー、ブランドのものを選んでいるのがわかります。

その中でも電動アシスト付き自転車は人気です。その名の通り、電気の力でアシストしてくれるので、子を乗せていてもスイスイ走れます。筆者も今年、我が子が保育園に通い始めたタイミングで購入をしました。その際、思った以上にたくさんの選択肢があり、選ぶのに大分悩みました。今回は電動アシストつき子乗せ自転車(以下子乗せ電動自転車)を検討されている方向けに、選ぶ際のポイント等参考になればと思い記事にしてみました。

どうして購入したか

そもそも必要?

筆者の場合、保育園までの距離も徒歩10分ほど。子乗せ電動自転車といえばなかなかの金額なので、当初は買うつもりはありませんでした。ただ保育園入園を翌月に控えた頃、色々とシミュレーションをしていると、いままで気にならなかった小児科までの距離や、スーパーまでの距離が気になってきました。いずれも徒歩15分ほどではあるものの、働き始めたらその15分さえも遠く感じてしまうのでは…と。毎日使わないにしろ、子乗せ電動自転車があってよかったと思うシーンがたくさんありそうだなと思いはじめ、購入する方向で検討しはじめました。

マイバックなみすけ

選ぶポイント

結果的に筆者が選んだポイントとしては、「故障のしづらさ(自転車屋さんのおすすめ)」と「安心感」でした。すぎラボのママたちにも聞いてみたところ、他にもいろんな意見がでました。まずは筆者の例から紹介します。

街の自転車屋さんでメーカー選び

まずは実際に見てみようと、街の自転車屋さんに行きました。取り扱い数の多い店舗だったので、比較的いろんな種類の子乗せ電動自転車がありました。ちょうど1歳になる子を乗せたいということでおすすめを聞いてみると、3種類のメーカーを教えてくれました。その中で接客してくださった担当の方は下記の観点でのおすすめを教えてくれました。

  • 故障のしづらさ
  • 安全性

やはり自転車屋さんなので、(配線の故障などの)修理に出される頻度の高い、または低い自転車があるそうで、その意味でおすすめのメーカーを教えてくれました。長年さまざまな電動自転車を修理される方ならではの貴重な情報でした。

安全性についてもチャイルドシート部分の特徴や、車輪の安全性など各ブランドで特徴が異なるようです。全ていいなと思ってしまうので、特徴を聞いた上で、自分が何を重視するかを決めていくのが良さそうです。

担当いただいた方の経験ベースでのご意見なので、他の自転車屋さんだとおすすめのポイントが異なるかもしれませんが、筆者としては「故障のしづらさ」の説明に納得したので、その担当者さんのおすすめメーカーの中から選ぶことにしました。人によってはとても親切に色々と教えてくださるので、ぜひ直接店舗に足を運んで、色々聞いてみるのがおすすめです。

前乗せタイプ?後乗せタイプ?

早速選んだメーカーの電動自転車のカタログを持ち帰り、どのタイプにするか検討しました。結論として筆者が重要視したのは「安心感」。後乗せタイプも長く使えるので悩みましたが、まだ子が1歳という年齢で、自分の視界に入らないところで乗車するのが不安に感じたので、前乗せ(カゴあり)を選びました。

使い始めて3カ月ほどが経過しましたが、個人的には距離が近いので、乗車中も問いかけをしながら運転できるのが気に入っています。

ほかのすぎラボメンバーの意見は?

「夫婦での乗りやすさ」:こちらは複数名いましたが、ママパパで子乗せ電動自転車を乗ることを想定して、パパでも乗りやすい少し車輪の大きいタイプを選んだというものです。小柄なママだと厳しいそうですが、ママパパでも乗りやすく設計されているということは、安全面への配慮にもつながるかもしれませんね。

「カゴあり」:こちらも複数名いました。筆者もカゴありですが、保育園の送り迎えや買い物などで使う場合は、カゴはドサっと荷物を入れられるので本当にありがたいです。

「2人子乗せができる」:意見をくれたほぼ全てのすぎラボメンバーが前にも後ろにも子どもが乗せられるタイプの自転車を使っていました。

すぎラボメンバーの先輩ママさんからは、子乗せ自転車を活用していた頃を振り返りながら意見をもらいました。アシストなしの子乗せ自転車で過ごしていた方も何人かいて、「前後に子を乗せて走ることはできるものの、いざこぎ始めようとすると、重さでハンドルを取られてしまいフラフラ発進に。危ないな、という思いを何度かしました。」とのことで、こぎ出しのことを考えると電動にしなかったことを後悔することもあったそうです。一方で、電動自転車のいらない生活にするようにしていたので、「結局普通のアシストなしの子乗せ自転車で乗り切れましたよ。」という先輩ママさんもいました。

何を重視するか、どういうシーンで必要になりそうかをイメージしてみて購入するのがよさそうですね。

自転車に乗るなみすけ

子どものヘルメットも併せて購入しましょう

SGマーク

すぎラボの過去の記事でも紹介がありましたが、ヘルメットの選ぶポイントの一つとして、「SGマーク」があります。実用性を重視した上で、SG基準にあった安全な製品につけられています。ぜひSGマークの付いている商品を選びましょう。

サイズ

ヘルメットの写真

また子どもだから大きめをといって、ブカブカのものを購入しては意味がありません。しっかりとフィットするヘルメットを選ぶのも子どもの安全のために重要なことです。こちらも自転車と同じで、店頭でサイズ感を確かめて購入することをおすすめします。我が子の場合は、店頭にある一番小さいサイズでも大きかったため、44~50センチメートルでアジャストできるタイプのものを取り寄せで購入しました

重さ

小さな子どもの場合は、首への負担も考慮して、重さの軽いものを選ぶと良いかもしれません。軽い方がヘルメットも嫌がらず被ってくれそうですね。

そのほか改めてヘルメットや自転車の交通ルールについての確認はこちらの記事がおすすめです。

おわりに

参考になったでしょうか。余談になりますが、やはり2月~3月の入園入学のタイミングで購入する人が多く、在庫不足や納期に時間がかかったりするようなので、確実に入手したい人は、その時期をずらして購入するのが良いかもしれません。

購入検討されている方にとって、新たな気づきがあれば嬉しいです。ぜひライフスタイルに合わせた検討をしてみてください。安全で快適な子乗せ自転車ライフを過ごしていきましょう。

保育園児となみすけ

ライター ママ・ミーナ!

 

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