すぎラボママのお弁当作り「年少さん男の子のお弁当編」(令和元年10月15日)
我が家の息子が4月に幼稚園に入園しました。そして不安たっぷりのお弁当が5月から始まりました。なんと週に4回。はじめは作る私も食べる息子もドキドキでした。
幼稚園選びの一つにもなるお弁当作り。3歳児のリアルなお弁当についてご紹介します。
お弁当のハードルを下げます
早速ですが、幼稚園児のお弁当と聞いてどのようなお弁当をイメージしますか。小さくてかわいいカラフルなお弁当でしょうか。それともかわいいキャラクターを模したご飯でしょうか。大丈夫、よく検索すると出てくるインスタ映えなお弁当ははっきり言って現実的ではありません。しっかり残さず食べてきてくれるリアルなお弁当をご紹介します。
お弁当づくりに大切な2つのポイント
子どもが一人で食べるお弁当にはルールがあります。時間内に無理なく、楽しく食べきるためにはとても大事なことです。言い方を変えると、お弁当で大事なことは楽しく食べきることです。
幼稚園でお弁当が始まる際に、先生からも説明があったポイントがあります。
- 好きなものを入れる事
- つめこみすぎない事
お弁当に慣れてくるまでは、この2つは絶対に守った方がいいと思います。嫌いなものを入れるとお弁当そのものが嫌いになってしまい、残し癖がつきかねません。
見た目よりも食べやすいことが大事
かわいらしいお弁当が作れたらいいなと思ったことがありましたが、実際は見た目で意識するのは色どりくらいで、見た目よりも大事なのは食べやすさです。食べにくいだけで子どもはお弁当に苦手意識を持ちます。なれるまでは全て手で食べられるくらいが良いようです。
実際のお弁当を紹介します
息子が一人でお弁当を食べきれるように、段階を踏んで量を増やしていきました。お弁当が始まった5月から7月までの3か月の3パターンのお弁当を紹介します。
5月のお弁当
一人でお弁当を食べてもらうため、「食べやすい」とてもスカスカなお弁当から始めました。フォークとスプーンも持たせていますが、手づかみでも食べられるものを入れています。
- 主食 ごはん
100円ショップで購入した型(2センチ大の丸いおにぎりが3つ同時に作れる型)で作ったおにぎりを5つ入れています。 - 主菜 ミートボール
ピックで刺して食べやすくしています。 - 副菜 煮物とちくわ
前日に作った煮物から好きな大根とニンジンを一口大にして入れました。ちくわには塩ゆでしたいんげんを入れています。
6月のお弁当
お弁当にも慣れてきたようなので、少しレベルアップを考えました。
- 主食 チャーハン
白いご飯よりも油でいためたご飯の方がスプーンですくいやすいようなので、チャーハン率が上がりました。たくさんの野菜と、シラス、卵が入っています。他にもソーセージやハムなどを入れたり、味付けも塩、しょうゆ、ケチャップ、ソースとバリエーションがあります。 - 主菜 ソーセージとアスパラ
食べやすくカットしてピックに刺しました。 - 副菜 チーズとトマト
主食を食べる時間がかかる分、おかずは簡単につまめるものを入れました。
7月のお弁当
お弁当でも箸で麺が食べたいという息子のリクエストで、焼きそばにチャレンジしました。箸は「しつけ箸」です。
- 主食 焼きそば
箸で取りやすいように具材の野菜は全て千切りにして入れました。 - 副菜 卵焼き、ミニトマト、チーズ
焼きそばがしっかり味なので、副菜は味つけをしないないものを入れました。
お弁当の振り返り
3か月お弁当を作りつづけて思ったことがいくつかあります。
幼稚園児のお弁当は思った以上に小さい
朝起きて、1から全てを作ろうと思うととても無駄が多いです。前日の夕飯時に一緒に野菜を切っておくなど工夫すると良いと思いました。
また1人分も2人分も変わらないと思い、一度夫の分も作りましたが、同じおかずでは大人のお弁当は埋まらないので注意が必要です。
メニューは先に決めておいた方がよい
朝、思い付きで作ろうと思ったら時間がかかってしまいました。前日の夕食と組み合わせてお弁当のメニューを決めておくと楽でした。面倒ですが、前日の夜にお弁当箱への詰め方をイラストにしてイメージをしておく方がスムーズでした。
箸が使えないうちは丸まったおかずがよい
野菜が1つ1つバラバラのものではなく、例えば卵でまとめられているようなものがよいようです。ポテトサラダをおにぎり用の型で小さく丸めたら大喜びしていました。
自分ルールを決める
できることなら全て手作りにしたいところですが、正直大変です。私には毎日続けられません。私は何か一つまではレトルトや冷凍食品OK、その代わり1つはフライパンで作ると自分ルールを決めました。
最後に
幼稚園児のお弁当は少し工夫が必要ですが、想像よりは大変ではありませんでした。
好きなものを入れることと食べやすいことを心がけたおかげで、お弁当は残さず食べてきてくれます。残さず食べられることで息子も自分で食べる事に自信がついたようです。
親子で無理なくお弁当が続けられる参考になりましたら幸いです。
すぎラボライター らくちゃんママ
このページに関するお問い合わせ
子ども家庭部管理課庶務係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686