乳幼児親子に1日中おすすめの子ども・子育てプラザでたっぷり遊ぼう(令和5年6月15日)

 

ページ番号1088180  更新日 令和5年9月8日 印刷 

「すぎラボ」は、杉並区で子育て中のママライター、パパライターによるコンテンツです。

子どもたちとママのイラスト

令和5年5月8日、長かった新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式も終わり、従来の生活が戻ってきます。以前の子ども・子育てプラザは1日中利用できる乳幼児親子にとってとてもありがたい場所でした。
そこで、過去の生活を振り返りながら、おすすめの子ども・子育てプラザの使い方をご紹介したいと思います。

コロナ禍とこれからの子ども・子育てプラザのルール

コロナ禍では子ども・子育てプラザも一時休館となりました。その後制限を設けながらの運営が続きました。通常の業務以外にもとても細かい消毒作業が増えるなど、児童館職員の方のご負担はかなりのものだったと思います。
また、利用者にとっても利用時間の面など使いにくい点があったかもしれません。
令和5年4月25日に杉並区ホームページなどで案内がありましたが、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、令和5年5月8日から子ども・子育てプラザのルールが元に戻ります。

子ども・子育てプラザルールの変更点

個人利用にかかわることで変更されるルールは主に3点です。

利用時間

月曜日から金曜日:午前9時から午後6時
土曜日・日曜日:午前9時から午後5時
これまでは新型コロナウイルス感染予防のため、正午から午後1時は閉館し、消毒の時間となっていました。今後は消毒の時間は無くなりますが、必要と判断する消毒は続けられます。

利用人数

通常プログラムの参加人数、各部屋の一度に利用できる人数(目安)のどちらもなくなります。

施設内の飲食

ラウンジでの飲食が可能です。開館中はいつでも飲食が可能なため、昼食やおやつの時間以外も誰かしらが利用しています。

上記3点以外に、子育てに関わるグループによるマルチルームなどの団体利用も再開されます。(例えば、近隣幼稚園の茶話会や行事の準備などで利用されていました)

子ども・子育てプラザでたくさん遊ぼう

杉並区初となる子ども・子育てプラザ和泉がオープンしたのはおよそ6年前。そのうちコロナ禍での運営が3年です。以前の子ども・子育てプラザを経験したことのある人はとても限られているのではないでしょうか。
筆者は4年半ほど前に子ども・子育てプラザを知りましたが、あまりの居心地の良さに週に何度も朝から夕方まで過ごしていました。筆者だけではなく、その頃は長時間利用している人がとても多かった事を覚えています。

プラザ乳児室の写真
乳幼児室

では、当時どのように子ども・子育てプラザを利用していたのかを振り返ります。

いつ利用するの?

子ども・子育てプラザは、平日は児童館よりも早く始まります。開館時間は午前9時から午後6時。なんと9時間も開いています。開館中なら何時間でも遊ぶことができます。多くの親子が同じ時間、同じ曜日に利用する傾向があるのか、よく会う人には本当によく会います。そのため気づけば顔見知りとなり、保育園や幼稚園に入る前にお友達ができることもありました。
そこでわかりやすく利用パターンを5つに分類してみました(筆者がつけた名前で、このような呼称はありません)。

午前中に利用タイプ

規則正しい生活が送れるようになると、子どもは朝から遊びたくてうずうず。そんな子はパパママの準備が整うと、朝早くから元気に遊びにきています。また、プログラムが午前11時前後から始まるため、参加したい乳幼児親子は、その時間に合わせて集まります。そのため、その日に開催されるプログラムの対象年齢の子どもが多い傾向です。
プログラムが終わっても、そのまま乳幼児室へ遊びに行ったり、ラウンジでお昼ご飯やおやつを食べたりと、すぐに帰宅する親子は少なめです。

ランチタイムに利用タイプ

近隣に幼稚園がある場合、水曜日や午前保育となる長期休暇前はとても混みあいます。多くの親子がお昼を持参し、お友達同士で利用しています。そのため館内はいつもよりも元気で活発な子どもたちであふれかえります。
それ以外の平日は未就園児とそのパパママでにぎわいます。離乳食を温めることができる電子レンジも置かれているので、離乳食期の子どものパパママはとても助かるようです。お昼を持参して食べさせてから遊んで、早めのおやつを食べ、帰宅というパターンです。
また、0歳の赤ちゃん連れでランチ会をしている新米ママの姿も見かけます。赤ちゃんを横に寝かせることができるし、バウンサーや椅子もある。さらに、おむつも変えられるし、ミルクも作ることができ、赤ちゃんが泣いても大丈夫。赤ちゃん連れの外食に慣れていない人にも安心です。

午後に利用タイプ

幼稚園が終わった後の遊び場を求めて幼稚園児の親子が利用します。特に、下の子がいる幼稚園児を多く見かけます。大人がつきっきりでないと危ない下の子を連れた公園遊びは難しい。そんなご家庭にとって、子ども・子育てプラザはとても心強い遊び場です。
また、まだ外出慣れしていない赤ちゃん連れのママも多いです。午前中にお昼寝がある頃はなかなか午前中には外出しにくいもの。そんなママたちが集まりやすいのが午後なのかもしれません。

オールラウンダー

筆者の子どもがその1人だったのですが、1日中いるタイプです。おおむねお昼寝をしなくなった3歳前後。朝、お弁当やおやつなどたくさんの荷物を持って入館します。プログラムがあればそこに参加して、お昼まで遊びます。昼食利用のために用意された部屋へ移動して、昼食を食べ、終わるとおやつまでまた遊びます。おやつを食べるとそのまま夕方まで遊び、あっという間に閉館です。
児童館と異なり、子ども・子育てプラザはたくさんのお部屋が自由に利用できます。たくさんの種類のおもちゃで遊ぶことができ、体育館のようなプレイホールであれば走り回ることもできるので、長居をする人は意外と多いです。午後5時を過ぎてくると、家に帰るとすぐに寝てしまうからと、ラウンジで夕飯を食べさせるママもいます。長居する人はラウンジの利用回数も多いです。

土日中心タイプ

子どもを連れたパパが多いです。おもちゃがたくさんあって、飲食も可能な子ども・子育てプラザは、パパにとってもとてもありがたい遊び場です。パパと子どもが参加するプログラムも定期的に開催されており、通うきっかけになっているのかもしれません。

プログラムを頼りにいくつもの児童館と子ども・子育てプラザを巡る

プラザプログラムの写真
なにが始まるのかな?

新しい生活様式の下ではプログラムの参加人数に制限がありました。以前は一部のプログラムを除き、人数制限がありませんでした。そのため、お便りに載っているプログラムをチェックして、利用する施設を決める人も多かったです。
プログラムは施設によって特色があります。複数の児童館、子ども・子育てプラザで参加しても同じ内容にはならないため楽しいです。最寄りの1カ所にこだわらず、近隣の児童館、子ども・子育てプラザへも足を運んでみてはいかがでしょうか。
また前述の通り、プログラムがあると、そのプログラムの対象年齢の子どもが多く参加します。その点でもとてもおすすめです。
ちなみに、置いてあるおもちゃや館内の雰囲気も全く違いますよ。

食事もできる子ども・子育てプラザ

繰り返しになりますが、開館中はいつでもラウンジで飲食が可能です。ラウンジは電子レンジと調乳用のお湯、手洗い場が完備されています。さらに、ぞうきんやほうき、ちりとりもあるため、子どもが食べこぼしても安心です。
ラウンジはたくさんの人が集まりやすいお昼やおやつの時間帯は混みあうため、時間をずらして利用する人もいます。子どものお昼寝で時間がずれてしまった場合も安心して利用できます。
ちなみに新しい生活様式の下では、ラウンジをプレイルームとして使用し、他の部屋にあったおもちゃが運び込まれていました。

以前の子ども・子育てプラザが戻ってきますように

3年間、必要以上のかかわりを避けた生活が続きました。お子さんはもちろん、パパママも新しい出会いが少なかったのではないでしょうか。
パパママにとって、子ども・子育てプラザは同世代の子どもを持つパパママが交流できる大切な場所です。
特に、未就園児の子どもを持つパパママにとって、スタッフの皆さんは一緒に子どもの成長を見守ってくれる心強い味方になってくれます。
何より子どもは絶対に子ども・子育てプラザが大好き。子どもにとって初めての同世代とのかかわりの場として、ぜひたくさん遊びに行きましょう。

お問い合わせ先

子ども家庭部児童青少年課
〒167-0051 東京都杉並区荻窪1丁目56番3号
電話:03-3393-4760(直通) ファクス:03-3393-4714

すぎラボライター らくちゃんママ

 

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