「ぱぱころ」に行ってきました。(令和4年9月15日)

 

ページ番号1077600  更新日 令和4年10月17日 印刷 

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

ぱぱころスタッフの写真
ぱぱころスタッフの皆さん。
左から副代表:菅野さん、代表:湯澤さん、
スタッフ:佐藤さん

皆さん、こんにちは。今回、子育て中のパパたちが集う「ぱぱころ」が開催されるとの情報があり、パパたちの日頃の子育てへの思いや、悩みをうかがえればと思い取材してきましたので、ご報告します。
 

「ぱぱころ」とは

チラシの写真
今回のぱぱころイベントのチラシ

「ぱぱころ」は、子育て中のパパがお子さんと一緒に気軽に立ち寄ることができる場です。
子育て中のママが、お子さんと一緒に気軽に立ち寄れてひと休みできる居場所「ままころ」主催者の湯澤さんが、日頃育児で大変なママに少しでも休んでもらえるようにと、パパ向けにも居場所作りを始めました。3年前から開催しており(令和元年(2019年)11月~)、杉並区の皆様からいただいた「歳末たすけあい運動」の募金により実施しています。今回の「ぱぱころ」は、湯澤さんの発案で、杉並消防署の協力を得て「パパができる もしもの時の手当方法 講習会」を開催する事となり、大勢の参加申込みがありました。

13組のパパたちが参加

イベント当日は、朝から陽射しの強い夏日になりましたが、会場となるコミュニティふらっと阿佐谷には、小さなお子さんを抱っこしたパパたちが少しずつ到着し始め、最終的には13組が集まりました。私もこれだけのパパたちが集まるイベントは初めてで、大変驚きました。
参加者の皆さんが会場の畳床に座り落ち着いた頃を見計らって、イベント前半の杉並消防署からの「パパができる もしもの時の手当方法 講習会」が始まりました。日頃の生活で起こり得る子どもたちのアクシデントへの対応や、夏休み中の遊び場でのトラブルへの対処法、人口呼吸やAED(自動体外式除細動器)の取り扱い方について、事例を交えながら詳しい説明がありました。

消防署員の方の写真

AEDの写真


前半は、杉並消防署から、もしもの時の手当方法についてお話がありました。

パパたちとの交流

ぱぱころ交流会の写真

後半は、お子さんをあやしながらのパパ同士の交流タイムです。

講習会が進む中でちらほらと赤ちゃんが泣き始めましたが、パパたちは手慣れた様子であやしていました。講習会が終わった後に、時間的にまだ余裕のある皆さんには残ってもらい、交流会が始まりました。代表の湯澤さんが司会になって、パパたちと普段の生活での心配事などを中心に会話をしていました。

ぱぱころ代表の湯澤さん、副代表の菅野さんにお話をうかがいました

7月2日(土曜日)ぱぱころを開催しての感想を教えてください。

「予想を上回るお申し込みをいただき、パパさんの子どもの事故・怪我への関心の高さを感じました。講習中も熱心に聞かれていました。救急イベントが参加のきっかけになったという声もあり、その時々タイムリーな企画・情報発信が必要なのだと感じました。」

今までのぱぱころイベントを通じて、最近のパパに何か変化は見られますか?

「コロナ前まで、ぱぱころは、民家をお借りして開催していました。その時は、知恵玩具は置きましたが、お茶を飲んでゆっくりと言う時間の過ごし方でした。広いお茶の間だったと言うこともありますが、パパさんとお子さん、ご自宅で過ごすようにのんびりゆったり過ごされていらっしゃいました。                         
さて、もしコロナが完全に終息し、ぱぱころを民家で再開されたら、パパさん達の利用はあるでしょうか?
お出かけする場所、が増えたことも「目的がなければ参加は難しい」 理由のひとつだと感じております。」

湯澤さんがいま、パパの育児で、一番関心がある事は何でしょうか?

「私の一番知りたいことは、「パパの一番の関心ごと」ですね!それは、講習会後に残ってくださったパパさんたちからお伺いできてよかったです。」

今後のぱぱころ開催に向けて課題と思われる点を教えて下さい。

「いつも忙しいパパにお子さんとのんびり過ごして欲しい(パパとお子さんがお出かけの間に、ママには自由な時間をプレゼント)ことが私の願いですが… それは、今の時代的に難しいように感じました。『イベント開催』が集客の条件であるならば、今後検討して参ります。フレックス・テレワークは増えていますが、ぱぱころは、土曜日(日曜日)開催を予定しております。」

今後の抱負について代表の湯澤さんにお聞きしました。

「杉並区は子育て支援サービスが区内のあちこちで利用でき、充実しています。保護者はその中から、その時の子どもや自分自身の状況に合わせて、利用しやすいサービスを選べます。「ままころ」「ぱぱころ」も、そのひとつの選択枠でいいと思っています。「ぱぱころ」をひとつのきっかけとし、パパさんたち同士で繋がりが持てるよう応援して参ります。」

インタビューを終えて

とてもアグレッシブな湯澤さんの今後のご活躍に期待しつつ、私も微力ながら、子育て中のパパ向けイベントの企画等で応援させていただきたいと思いました。ぜひ、皆さんも「ぱぱころ」に参加してみて下さい。

すぎラボライター とうちゃん

 

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