高円寺図書館の「あかちゃんおはなし会&あかちゃんタイム」へ参加してきました(令和5年12月15日)

 

ページ番号1091219  更新日 令和5年12月15日 印刷 

「すぎラボ」は、杉並区で子育て中のママライター、パパライターによるコンテンツです。

高円寺図書館で開催された「あかちゃんおはなし会&あかちゃんタイム」に、生後10カ月の娘と一緒に参加してきました。
まだ参加したことがない方やどんな雰囲気なのか気になっている方へ向けて、参加レポートをお届けします。
これからの寒い季節、子どもと一緒に室内で参加できるイベントは貴重ですよね。家に居るとついつい家事に追われてしまって、子どもとじっくり向き合う時間を持てないという方へも、こういったイベントへの参加はオススメです。

あかちゃんおはなし会、あかちゃんタイムとは?

杉並区立図書館では、乳幼児と保護者が気軽に来館して本に親しめるように「あかちゃんおはなし会」、「あかちゃんタイム」を開催しています。

  • あかちゃんおはなし会
    あかちゃんと保護者を対象として、一緒に「わらべうた」や「手遊び」をしながら楽しむ会。
  • あかちゃんタイム
    保護者が乳幼児と一緒にゆったりと気兼ねなく図書館を利用できるよう、各図書館で設けられた時間帯。

開催日時や形式、対象年齢、予約方法は図書館毎に異なるため、詳細は杉並区立図書館の公式ホームページで、各館のページをご確認ください。

高円寺図書館の「あかちゃんおはなし会&あかちゃんタイム」について

開催概要

日時:毎月第2水曜日 午前11時~正午 
場所:高円寺図書館 1階 講座室

高円寺図書館では、あかちゃんおはなし会とあかちゃんタイムを一緒に開催しています。
参加対象は2歳位までのお子さんとその保護者10組(申込順)。電話または1階カウンターで申し込むことができます。筆者が参加した当日は、9組の親子が参加していてほぼ定員満枠の大盛況でした。
構成は前半30分間があかちゃんおはなし会、後半30分間があかちゃんタイムとなっていました。

あかちゃんおはなし会

前半15分間は、図書館スタッフによる絵本読み聞かせや手遊び歌の時間でした。
参加した日は『ひげじいさん(アンパンマンバージョン)』の手遊び歌から始まり、絵本読み聞かせは、いしかわこうじ『くだものいろいろかくれんぼ』、長新太『ぼうし』、ながさわまさこ『じったんばあたん』、齋藤槙『ぺんぎんたいそう』と盛りだくさん。

絵本読み聞かせの様子の写真
絵本読み聞かせの様子
当日読まれた絵本の一部の写真
当日読まれた絵本の一部

その後15分間は、ボランティアスタッフによるわらべうたやふれあい遊びの時間でした。「ここはとうちゃんにんどころ」、「うまはとしとし」など、たっぷり歌って赤ちゃんとコミュニケーションをとります。

わらべうたの様子の写真
わらべうたの様子

あかちゃんタイム

おはなし会が終わった後は、そのままあかちゃんタイムに突入。パパ・ママ同士で交流したり、動き回る赤ちゃん同士のふれあいがあったりと自由に過ごせる時間です。また、会場内に展示された育児関連の本を手に取ってみて、気になればそのまま貸し出し手続きをしていくこともできます。

参加している赤ちゃんの月齢・年齢はどれくらい?

その日は6カ月、1歳7カ月など幅広い月齢・年齢のお子さんとその保護者が参加していました。
図書館スタッフによると、一番多いのは1歳前後のお子さんで、早ければ生後2カ月からデビューする子もいるそうです。ふれあい遊びは少し動きのあるものもありますが、首座り前の赤ちゃんは無理せずその子のペースで参加できます。

高円寺図書館の設備について

エレベーター

あかちゃんおはなし会の会場は1階入口から入って左奥の講座室ですが、ベビーカーのままエレベーターで別フロアへの移動も可能です。

エレベーターの写真
外階段に向かって右の1階入口からエレベーターにアクセスができる

授乳環境

会場内で授乳が可能です。個室を希望される場合は、図書館スタッフへご相談ください。授乳専用のお部屋はありませんが、可能な限り空いているお部屋を調整いただけるそうです。

ベビーカー置き場

会場内後方をベビーカー置き場として利用できます。

会場内後方のベビーカー置き場の写真
会場内後方のベビーカー置き場

おむつ替え

会場内でもおむつ替えが可能です。1階のだれでもトイレには、おむつ替えベッドがあります。(使用済みおむつは各自持ち帰り)幼児用の小さい便座もあります。

だれでもトイレのおむつ替えベッドの写真
だれでもトイレのおむつ替えベッド

さいごに

自分が小さい頃にもわらべうたは歌ってもらっていたと思いますが、今でも覚えているものはほんの僅か。懐かしいような新鮮なような気持ちで、自分の子どもと一緒に楽しむことができました。また、読み聞かせの絵本はその時々で図書館スタッフが選書してくださるので、さまざまなジャンルの作品に出会うことができます。結果として、本をより身近に感じられる良い機会となりました。

おはなし会から帰宅後に、子どもの4カ月健診で配布された杉並区立図書館発行の冊子『赤ちゃんといっしょに絵本を』を改めて読み返してみました。
生後6カ月くらいから徐々に絵本に反応を見せるようになった娘。今では大人が絵本を持って近づくだけで、手をパチパチ叩いて喜びます。ただ、いわゆる名作絵本を読み聞かせてもそっぽを向いてしまうのに、たまたま図書館で何気なく借りた絵本を気に入って、何度読んでも目をキラキラさせて真剣に見るということが多々あります。本人が気に入る絵本だけを選んで読み続けると偏ってしまわないか?と心配していたのですが、冊子内の「赤ちゃんから絵本Q&A」を読んで、肩肘を張らずに絵本を選んでいいんだと安心することができました。
赤ちゃんにどのように絵本を選んだらいいかわからないという方におすすめの冊子です。お持ちでない場合は、各図書館で配布されていますので、ぜひお手に取って見てください。

冊子『赤ちゃんといっしょに絵本を』の写真
杉並区立図書館発行の冊子『赤ちゃんといっしょに絵本を』

取材協力

杉並区立高円寺図書館
住所:杉並区高円寺南2丁目36番25号
電話:03-3316-2421

(注)記事の内容は令和5年12月15日時点の情報です。最新情報は杉並区立図書館の公式ホームページをご確認ください。

すぎラボライター サニー

 

このページに関するお問い合わせ

子ども家庭部管理課庶務係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686