子育てに悩み、東京都のLINE(ライン)相談を利用した話【後編】(令和3年6月1日)

 

ページ番号1066117  更新日 令和3年6月1日 印刷 

第2子の出産後、長男をかわいく思えなくなった筆者。【前編】では長男の保育園でポスターを見てLINE(ライン)相談を決意するまでをお伝えしました。

今回は、実際に相談する【後編】です。

第2章:実際にLINEで相談してみた

「子ゴコロ・親ゴコロ相談@東京」に相談するにあたり、まずはLINE公式アカウントを友達に追加しました。
追加後に開くトーク画面から簡単なアンケートへのリンクがあるので、属性(子どもなのか保護者なのか)・住んでいる地域・子どもの就学状況などを回答し、いざ相談をスタート。
相談員の方につなぐので、その間に相談内容を入力するよう言われます。
私の場合、単刀直入に「第2子が産まれてから、上の子をかわいがってあげられません」と切り出しました。

たとえば、こんなやりとりがありました

相談員の方
「お子さんがどういった行動をしたらそう感じますか?」
「怒ってしまったとき、お子さんはどんな反応をしていますか?」

(どうだったかな?と思い出しながら):
「朝、登園を渋って遊びを止めません」
「私が怒ると、逆に子どものほうが怒り出すこともあります」

相談員の方
「忙しい朝は余裕が持ちづらくなりますよね」
「状況によっては感情のコントロールが難しいこともありますよね」

温かい言葉にほっとする

このように、決して困った様子はなく、こちらの話を聞いて共感を表していただけました。
他にも、私が子どもの相手をするのが辛く限界を迎えていたことを話すと、相談員の方は「辛かったですね」「辛くてもどうにかお子さんと向き合おうとしてこられたことがよく伝わってきました」と、自分を認めてくれるような言葉をかけてくださったのが嬉しかったです。

もちろんただ悩みを聞いてもらうだけではなく、「辛いときに相談できる相手、サポートを頼める相手は身近にいますか?」とこちらの状況を確認して専門の支援機関(子ども家庭支援センター)の利用を促してくださったり、「イライラしているな、と感じるときは意識して子どもと少し距離をとるほうがいいかもしれません」と助言をくださったりもしました。

第3章:LINE相談を終えて

トークのやりとりは2時間ほどで終了。合間に子どもの食事や入浴を挟んでいたため、かなり長時間に及んでしまいました。私は元々人と話すのが好きなので、感情が爆発してしまいそうなときに話を聞いてもらえると、クールダウンすることができとてもよかったと感じます。

【よかった点】

  • 話を聞いてもらってすっきりし、落ち着いた
  • 文字にすると、いらだつ理由が意外に些細なことだったと気づけた
  • リアルの相談窓口(子ども家庭支援センター)への相談を勧めてもらった
  • 自分の辛さに寄り添ってもらえ、満たされた気持ちになった

【物足りなかった点】

  • 長時間のやりとりでも意外とゆっくり話せなかった(子どもの世話などで手が離せず返信まで10分程度時間が空くと、「お忙しくなってしまいましたか?」「いったん相談を終わらせてもよろしいですか?」とトークが届き、慌ててしまいました)

終章:後日談

アドバイスを受け、後日子ども家庭支援センターにも相談をしました。相談をしても上の子の困った行動がすぐ変わるわけではありませんが、第三者に話をすることは、思い詰めていた気持ちが外に向くきっかけになるはずです。
それから数カ月。上の子のわがままが徐々に落ち着くとともに、私も上の子に優しくできることが増えてきました。相談時にいただいたアドバイスをもとに、

  • 長男が保育園に行っている間、次男を数時間一時保育に預け、一人の時間を作る
  • パートナー(夫)の協力を仰ぎ、子どもを早起きさせて朝の時間に余裕を持たせる

などの行動を起こせたことが改善につながったように思います。

あとがき

LINEで相談をして何より良かったのは、相談員の方とのやりとりを通じて、いら立つ気持ちや今の状況を言葉にすることで客観視できた・整理できたことです。冷静になると怒りも落ち着き、普段通りに子どもと接することができました。
子どもに怒りをぶつけてしまう前に、その怒りを逃がすための手段として役に立つことと思います。
電話よりも気軽なLINE相談の利用が増えれば、子どもと保護者の穏やかな時間も増えることでしょう。

また、今回のLINE相談のきっかけとなったポスター「体罰はバツ!東京OSEKKAI計画」の資料はとても分かりやすく、ハンドブックは今も手元に置いて読み返しています。シンプルな絵柄と構成ですっと心に届くので、ぜひママ・パパに目を通していただきたいと思います。

すぎラボライター Leo

 

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