医療費を大切に使いましょう(国民健康保険)

 

ページ番号1030053  更新日 令和5年8月4日 印刷 

1.ジェネリック医薬品(後発医薬品)を利用しましょう
2.医療費のお知らせ(医療費通知)を利用しましょう
3.かかりつけ医・薬局をもちましょう
4.重複受診はやめましょう
5.「限度額適用認定証」を提示しましょう
6.柔道整復(接骨院・整骨院)に正しくかかりましょう
7.自分の健康は自分で守りましょう(セルフメディケーション)
8.ポリファーマシーを防ぎましょう
9.リフィル処方箋がはじまりました

国民健康保険から医療機関等へ支払われる医療費は、加入者の皆さんにお支払いいただいている保険料を大きな財源としています。皆さんにご自身の健康と医療に関するご理解を深めていただくとともに、お預かりした大切な保険料を有効に使うため、医療費の適正化にご理解とご協力をお願いします。

1.ジェネリック医薬品(後発医薬品)を利用しましょう

薬を持ったナミーのイラスト

ジェネリック医薬品とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される、新薬と同一の有効成分を同一量含み、同等の効能・効果をもつ医薬品のことです。新薬と効き目や安全性は同等ですが値段が安く、患者さんの自己負担が軽減され、医療費全体の節約につながります。

杉並区では、ジェネリック医薬品差額通知を年3回お送りしています。ジェネリック医薬品の利用を希望する場合は、必ず医師や薬剤師にご相談ください。詳しくは下記ホームページをご覧ください。

2.医療費のお知らせ(医療費通知)を利用しましょう

国保加入者が医療機関、接骨院・整骨院等で保険証を使って受診された場合、医療機関等からの請求(「診療報酬明細書」等)に基づいて、かかった医療費(施術費)の総額などが記載された「医療費のお知らせ」を作成し、年2回お送りしています。お知らせは、加入者の皆さんにご自身の健康と医療に関するご理解を深めていただくとともに、医療機関等での受診内容や医療費に誤りがないかご確認いただくことを目的として、世帯主へお送りしています。

3.かかりつけ医・薬局をもちましょう

風邪をひいたなみすけのイラスト

日頃から、病気の治療や医療の相談にのってもらえる「かかりつけ医」を持つことは大切です。待ち時間も短く、どんな病気でも気軽に診てもらえるというメリットのほか、すぐに相談にのってもらうことができ、他の医療機関の受診が必要なときは何科に行ったら良いか的確なアドバイスをしてくれ、また紹介状も書いてくれます。

薬局についても「かかりつけ薬局」を持つことで、新しく処方された薬と他の薬との飲み合わせや、効き目が良く似た薬の重複の確認なども可能になり、薬による治療が、より有効で安全なものとなります。また、「お薬手帳」を持参することで支払金額が軽減される場合がありますので、調剤薬局でご確認ください。

4.重複受診はやめましょう

同じ病気で複数の医療機関で受診する「重複受診」は、控えましょう。再度の初診料や検査料により、医療費の負担が多くなることや、度重なる検査や過量な薬の摂取で体に負担がかかり、かえって症状が悪化してしまう恐れがあります。現在の治療に不安などがあるときは、まず、医師・薬剤師に伝えて話し合ってみましょう。

5.「限度額適用認定証」を提示しましょう

看護師のナミーと医者のなみすけのイラスト

高額に医療費がかかる場合には、事前に「限度額適用認定証」の交付を受け、保険証と一緒に医療機関の窓口に提示することにより、窓口での支払い額が自己負担限度額までとなります。

6.柔道整復(接骨院・整骨院)に正しくかかりましょう

柔道整復師とは、骨折、脱臼、ねんざ、打撲や肉離れなどの痛みに対して施術を行う専門家です。手術や薬の処方、レントゲン検査などは行えません。また、接骨院や整骨院で行われる施術は、負傷の原因によって国保が使える場合と使えない場合があります。施術を受ける前にきちんと確認して正しく施術を受けることが大切です。

7.自分の健康は自分で守りましょう(セルフメディケーション)

セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです。適度な運動やバランスの取れた食事、定期的に健康診断を受診する等、日頃から積極的に自分の健康管理に関わりを持つことや軽度の体調不良時にはOTC医薬品(市販薬)を使用する等、病気や薬についての正しい知識を持てるようにしましょう。OTC医薬品を購入した場合は税金控除の対象となります。詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

8.ポリファーマシーを防ぎましょう

ポリファーマシーとは、単に薬が多いことではなく、必要以上に薬が多いことによって、からだに副作用が起こってしまうことや、薬の飲み間違え等きちんと薬が飲めなくなっている状態のことをいいます。ポリファーマシーを防ぐには、お薬手帳の活用や、かかりつけ薬局(薬剤師)を持つことが効果的です。詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

9.リフィル処方箋がはじまりました

令和4年4月よりリフィル処方箋の制度がはじまりました。

リフィル処方箋とは、慢性疾患などで医師がリフィル(反復)可と判断した場合に、一定の定められた期間内に処方箋を反復利用できる制度です。1回の通院で最大3回まで繰り返し薬を処方してもらうことができるため、通院や窓口負担が減り、医療費の軽減にも繋がります。

リフィル処方箋を希望する際には、かかりつけ医にご相談ください。

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部国保年金課国保給付係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)、03-5307-0642(直通) ファクス:03-5307-0685

保健福祉部国保年金課医療費適正化担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0685