みんなが「たのしい」と思える場

 

ページ番号1092939  更新日 令和6年3月13日 印刷 

今回は大宮中学校で土曜日学校として実施されている「おっちゅーworld『えいご広場』」の様子を紹介します。実際の様子を拝見したり、学校・地域コーディネーターや学校支援本部員のみなさんや講師の方に話を伺ったりしてきたので、どうぞご覧ください。

おっちゅーworld『えいご広場』とは

活動の様子の写真

2005年ごろ、杉並にある出版社との連携で始めた事業がえいご広場でした。その当時からインストラクターとして変わらず関わってくださっている方を含め2名の方が講師を務めてくださっています。安心して学べる雰囲気があり、とても和やかに学習が進んでいました。教科書で取り扱っている国で使われている実際のガイドブックを用いてやりとりをしたり、ESAT-J(スピーキングテスト)の練習をしたりと幅広く取り組む様子が見られました。
何より、生徒同士がしっかり互いを受け入れることができるからこそ、そうした雰囲気が生まれているのだと感じました。

学びの支え手に聞きました!

活動の様子の写真

実際にえいご広場に関わってくださっている方にインタビューをさせていただきました。

Q.どんなことに気を付けて活動していますか。
A.学校と地域との調整を大切にしています。生徒と一緒に活動したり、サポートをしたりすることで得るものはとても大きいのですが、なかなか学校に入るきっかけがないのが現状です。「できる人ができるときにやりましょう。」という気持ちで協力してもらっています。仕事をしている人、他の活動をしている人にも参加していただいているので、お互いに助け合って活動しています。

Q.こうした活動に参加した感想をお聞かせください。
A.人と人とのつながりで成り立っているのだなあと感じます。人がすることなので、計画は作るのですが、様子を見ながら臨機応変に活動を見直すこともあります。小学校での積み重ねの大きさも感じます。小学校での学びがあるので4月からスムーズに活動することができています。
また、お忙しい中毎回足を運んでくださる講師の方々には感謝しています。

Q.生徒と関わる楽しさみたいなことはありますか。
A.何より生徒が楽しそうに積極的に活動に参加している様子を見るのが嬉しいですね。どんどん成長していく姿、変わっていく様子を間近で見られるのは生徒と直接関わるからこそ感じられることだと思います。
サポートも生徒の普段の生活に触れることができて、有意義な時間だと思っています。

おわりに

みなさん一人一人が生徒と関わる楽しさを感じながら活動する一方、よりよい活動にするために工夫や改善を図っていることもあります。
忙しい学校との連携をどうとるか、協力者を広く集めるためにどうするか、次の世代の学びの支え手にどうバトンをつないでいくか…すぐに答えができるものではありませんが、日々試行錯誤を重ねながら活動しています。
大宮中学校の土曜日学校では、今回のえいご広場の他にはダンス教室【Studio WS】、学校支援本部ではなでしこ塾を開催しています。学校や生徒のニーズ、保護者の声などを反映したさまざまな取り組みを通して誰もが楽しい学びの場を目指しています。

 

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