地域のために自分たちにできることは?

 

ページ番号1088901  更新日 令和5年8月7日 印刷 

7月2日に「令和5年度中学生レスキュー隊発足式及び第一回合同訓練」を阿佐ヶ谷中学校で開催しました。
杉並区立中学校のレスキュー隊のうち120名が参加しました。

決意表明をしている様子の写真

発足式では、松溪中学校の代表生徒による決意表明が行われ、教育長から全校の代表生徒へレスキュー隊の帽子が授与されました。
第1回合同訓練では、「AED操作訓練」、「消火訓練」、「ガスの復旧操作訓練」、「車いすによる傷病者搬送訓練」の4つの訓練を行いました。

AED操作を行う様子の写真

AED操作と消火訓練を、荻窪消防署、杉並消防署、荻窪消防団の方々にご指導いただき実施しました。
AED操作訓練では、実際に救護者を発見した場合を想定し、グループで役割分担を行い、周囲への声掛け、心肺蘇生や人工呼吸、AED操作を行いました。

消火器訓練をしている様子の写真

消火訓練では、訓練用の水が出る消火器を持ち、大声で「火事だ!」と周囲に伝えたり、火に見立てた的に向けて消火器を噴射したりしました。消火器について、消防団の方に積極的に質問する姿が見られました。

ガス復旧操作をしている様子の写真

ガスの復旧操作訓練では、東京ガスネットワーク株式会社の社員の皆さんにご協力いただき、ガスの特性や災害時の注意点を教えていただき、実際にお持ちいただいたガスメーターを使用し、災害発生時のガス復旧操作の方法を学びました。

車いすを使った、傷病者の搬送訓練をしている様子の写真

車いすによる傷病者搬送訓練では、障害者生活支援課の職員の協力のもと、車いすの使用方法を学び、実際に、昇降口の段差を利用して乗ったり押したりしながら、操作の難しさを体感し、安全な操作方法を学んでいました。

ご協力いただいた皆様のご指導のもと、災害時に役立つ知識や技能を身に付けるべく、各隊員が真剣に訓練に取り組んでいました。
参加した隊員からは「実際に触ったことがないものを使えてよかった。」、「いざというときに学んだことを生かしたい。」などの声が上がりました。
今後も中学生レスキュー隊の活動を通し、防災意識の向上や地域で活躍する人材の育成に努めていきます。

 

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