食品ロスの削減

 

ページ番号1061125  更新日 令和6年6月27日 印刷 

食品ロス削減啓発画像

食品ロスとは?

「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のことです。

令和4年度の食品ロス量は472万トン、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は236万トン、家庭から発生する家庭系食品ロス量は236万トンとなっています。こうした食品ロスによる経済損失は約4兆円で、国民一人一日当たり約88円の損失となり、毎日、日本全体でおにぎり約1億個分のお金を失っている計算になります。

(消費者庁・農林水産省・環境省 令和4年度推計値)

食品ロスの廃棄処理には、多額の経費がかかるだけでなく、処理することで発生する二酸化炭素は、地球温暖化の原因となっています。そこで杉並区では、食品ロスに対するさまざまな取り組みを実施しています。少しでも食品ロスを減らすためにご協力をお願いいたします。

フードドライブ

フードドライブのチラシ

フードドライブとは、家庭で使いきれない食品(未利用食品)を持ち寄り、福祉団体や施設などに提供する活動です。
区でも、食品ロスの削減と食品の有効活用を目的として、家庭で使いきれない食品(未利用食品)の常時受付窓口を設置しています。

親子クッキング教室

夏休み親子クッキング教室チラシ

区では、毎年夏休みに新渡戸文化短期大学と連携し、親子クッキング教室を開催しています。
この教室では、区内在住・在学の小学生と保護者2人1組で、食材を無駄にしない調理を実際に体験してもらい、食品ロス削減について考え、家庭でも実践してもらうことを目的としています。

食べきりレシピでおいしく食品ロス削減

食べきりレシピ写真

家庭での食品ロスの内訳は、直接廃棄、過剰除去、食べ残しです。「買いすぎない」「作りすぎない」「食べきる」工夫をして、食品ロスを減らしましょう。

食品ロス削減月間

モッテコチラシ

食品ロス削減推進法により、10月は「食品ロス削減月間」と定められています。
これは、年末年始の忘年会シーズンが近づく10月に、食品ロスを意識してもらいたいことや、10月が3R【Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)】推進月間、10月16日が「世界食料デー」であることにちなんでいます。
また、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。
これは食品ロス削減として、宴会時に食べきるための取り組み30・10運動と、10月30日にイベント等を行う自治体が多いことにちなんでいます。
さらに、杉並区は令和5年10月から12月末にかけて、食べ残しの持ち帰りに関して普及・定着を図る「mottECO(モッテコ)普及推進モデル事業」を実施しました。

食品ロス削減講座

食品ロス削減講座チラシ

区では、年1回、すぎのこ農園(杉並区井草3丁目19番23号)にて食品ロス削減講座を開催しています。
開催時期や天候にもよりますが、ミニ収穫体験を行うこともあります。
講座で話しを聴くだけではなく、普段捨ててしまいがちな部分を無駄なく調理し、その場で試食することで、食品ロス削減に対する意識を高めます。
また、あわせて、「食品ロス削減に関するパネル展示」も行っています。

すぐに食べるときは「手前から」取りましょう

買い物をするときに、消費期限や賞味期限が長いものを選ぼうと棚の奥から商品を取ることはありませんか。すぐに食べる、すぐに調理する食品を購入するときは棚の手前から取りましょう。皆さん一人一人の行動が食品ロスの大きな削減につながります。

手前どりポップ 杉並区からのお願い すぐ食べるなら手前からとってね。食品ロスの削減にご協力ありがとうございます。

手前どりポップ 大きいサイズ 杉並区からのお願い すぐ食べるなら手前からとってね。食品ロスの削減にご協力ありがとうございます

食べのこし0(ゼロ)応援店

食べのこし0(ゼロ)応援店のチラシ

区では食品ロスを減らすため、区と食品ロスの削減に取り組む飲食店、小売店等を「食べのこし0(ゼロ)応援店」として登録しています。外食では、食べきれない時は料理を持ち帰ったり、量が多いと感じたら小盛メニューを注文する等工夫して、「食品ロスゼロ」をめざしましょう。

フードシェアリングサービス

食品ロス削減の啓発ポスター

区では、食品ロス削減のため、フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営する株式会社コークッキングと協定を締結しています。「TABETE」では、お店で余ってしまいそうな食品をアプリを通じて割安で購入でき、お店にも消費者にもうれしいサービスとなっています。

mottECO(モッテコ)

「mottECO(モッテコ)」とは、環境省が提唱する、飲食店で食べきれなかった料理をお客様の自己責任で持ち帰る行為の愛称です。
ロゴマークには、食べ残しを持ち帰ると、美味しくて笑顔、無駄が無くて笑顔、自分もエコに貢献できたことに笑顔、という意味が込められています。

ロゴマーク
mottECO ロゴマーク(環境省)

杉並区が参加し、産官学アライアンス「mottECO普及コンソーシアム(注1)」として推進している食品ロス削減の取り組みが、令和6年5月31日に環境省「令和5年度食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業(注2)」に採択されました。

(注1)外食事業8社、ホテル事業8社、中食(なかしょく)事業1社、2つの自治体、2つの大学合わせて21団体からなる、食品ロス削減推進を目的とした産官学連携アライアンス。
(注2)令和5年度補正予算による事業として実施。対象期間は令和6年5月31日~令和6年12月27日

「mottECO FESTA(モッテコフェスタ)2024」開催します!

区が参加している「mottECO普及コンソーシアム」主催による、食品ロス削減を中心に、SDGs、資源循環等、環境にかかわる啓発イベントを開催します。

日時

令和6年7月29日(月曜日)午前10時30分~午後2時

会場
ホテルメトロポリタン エドモント 本館2階 宴会場
住所
東京都千代田区飯田橋3丁目10番8号
内容

食品ロス削減を中心に、SDGs、資源循環等、環境にかかわる啓発発信イベント

  • 関係省庁、有識者、事業者等によるパネルディスカッション
  • 食品ロス削減をテーマとした講演会
  • 関係省庁、自治体、事業者、大学、業界団体等による食品ロス削減紹介のブース出展
  • もったいないメニュー等の試食 他
申し込み締め切り日
7月25日(木曜日)
申し込み
チラシの2次元コードからお申し込みください。
主催

mottECO普及コンソーシアム2024

(株式会社セブン&アイ・フードシステムズ、ロイヤルホールディングス株式会社、SRSホールディングス株式会社、日本ホテル株式会社、株式会社京王プラザホテル、株式会社アレフ、杉並区、ホテル日航つくば、東京農業大学、ニッコースタイル名古屋、株式会社いっちょう、立命館大学食マネジメント学部、株式会社名鉄ホテルホールデイングス、東京都多摩市、株式会社ダイナック、城山観光株式会社、康正産業株式会社、株式会社芝パークホテル、blancjapan(ブランクジャパン)株式会社、株式会社トリドールホールディングス、レンブラントホテル)

食品ロス削減啓発絵本

「ちょっと待って!"しょくひんロス"ってなんだろう?」

絵本表紙1

お買い物やお料理をする時、食品ロスについて考えることはありますか。
この絵本は、家族でカレーを作りながら、「食品ロスとは何か」を食材から学ぶお話です。
子どもたちの未来のためにも、今自分にできることは何か、一緒に考えてみませんか。

「むぎーちゃんともったいないのたび」

絵本表紙2

この絵本は、子どもが「食べ物をのこすとなにかこまるのかな」という疑問の答えを探すため、小麦のむぎーちゃんといっしょに旅をするというお話です。
絵本を通じて、お子さまといっしょに食品ロスについて今日からできることを考えてみませんか。

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このページに関するお問い合わせ

環境部ごみ減量対策課
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-3312-2306