農福連携農園すぎのこ農園について

 

ページ番号1058222  更新日 令和6年3月4日 印刷 

杉並区農福連携事業について

区では、農福連携事業の実施に向け、令和元年6月に「杉並区農福連携事業基本計画」を策定しました。都市農地の保全と都市農地が持つ多面的な機能を福祉分野において効果的に活用していくため、農福連携事業基本計画の中で以下の基本方針を定め、農福連携事業に取り組んでいます。

  1. 障害者・高齢者等のいきがい創出や健康増進、若者等の就労支援、幼児の食育・自然体験など福祉施策等の実施効果を高める取り組みを実施します。
  2. 収穫物の提供を通じて福祉施設等の運営支援等を図ります。
  3. 区内農地の活用により、都市農地を保全し、都市型農業の推進を図ります。
  4. 広く区民に農業を体験する機会を提供することにより、都市農地の持つ多面的機能に対する区民の理解を深め、区民とともにつくる農園を目指します。
  5. 区内教育機関や産業団体等と幅広く連携し、交流事業を実施するなど、農福連携事業を効果的に推進します。

農福連携農園すぎのこ農園

杉並区では農福連携事業を実施する農園として、井草三丁目に農福連携農園を開設しました。平成31年に試験的に作付けを始めながら農園整備を進め、令和3年4月に全面開園しました。
障害者施設利用者等からの応募により愛称が「すぎのこ農園」に決定しました。
詳細については下記のホームページをご覧ください。

すぎのこ農園 所在地

杉並区井草3丁目19番23号(旧井草区民農園)広さ(3,240.62平方メートル)
農福連携農園すぎのこ農園の場所は以下の「すぎナビ」のページからご覧ください。

農園の運営について

農園内には多目的農園区画と団体農園区画を設けています。農業の専門知識を有する事業者に運営を委託するとともに、区民ボランティアを募集し畑の耕作や収穫体験イベントのお手伝いをしていただき、区民とともにつくる農園を目指しています。

多目的農園区画(約2,000平方メートル)

運営事業者の指導のもと区民ボランティアとともに、福祉施設等に提供する農産物を生産する区画です。この区画では区民向け収穫体験などの交流イベントも実施します。

団体農園区画(約600平方メートル)

区内の障害者施設や保育園等の団体に貸し出し、農作業を通じたいきがい創出や健康増進、自然体験に活用しています。

管理事務所棟・倉庫棟

農園の管理運営を行う事務スペースと農園利用者・区民ボランティアの休憩所を兼ねた管理事務所棟や、農工具の保管や収穫した作物の一時保管にも利用する倉庫棟を整備しました。江戸時代中期の古民家に使われた梁や柱を活用した管理事務所棟内には昔の農機具や古民具が展示され、見学が可能です。
そのほかに障害者施設送迎用の駐車場があります。また、非常電源装置を備えた防災兼用農業用井戸が設置されており、災害時には近隣住民の生活用水として活用が可能です。

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このページに関するお問い合わせ

産業振興センター都市農業係
〒167-0043 東京都杉並区上荻1丁目2番1号Daiwa荻窪タワー(ダイワオギクボタワー)2階
電話:03-5347-9136(直通) ファクス:03-3392-7052
(旧ビル名称「インテグラルタワー」)