高齢者インフルエンザ予防接種
高齢の方を対象に、インフルエンザ予防接種の費用助成をしています。
高齢者インフルエンザ予防接種は、予防接種法に基づく定期予防接種ですが、接種を受ける法律上の義務はありません。ご本人が希望する場合に限り、接種を受けることができます。
令和6年度 高齢者インフルエンザ予防接種(実施概要)
費用助成の対象者
次の1、2のいずれかに該当する方
- 接種日当日に満65歳以上の区民
- 令和6年12月31日時点で満65歳以上の方(昭和35年1月1日以前に生まれた方)へ、9月末に「令和6年度高齢者インフルエンザ予防接種のお知らせ」を発送します。
- 8月28日現在の住民登録を基にお送りします。9月30日までに転入届を出された方には、10月中旬にお送りします。
- 現在64歳の方は、65歳の誕生日の前日から接種を受けることができます。
- 接種日当日に満60歳~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器、免疫機能に障害のある、身体障害者手帳1級相当の区民
- 令和6年10月1日(火曜日)以降に、障害者施策課障害福祉サービス係(区役所東棟1階)または保健センターで予診票を申請してください。
- 予診票を申請の際は障害の程度がわかるもの(身体障害者手帳または医師の証明等)をご提示ください。
接種期間
令和6年10月1日(火曜日)~令和7年1月31日(金曜日)
接種回数
上記期間中に1回
本人負担額
2,500円
費用免除対象者
生活保護受給中の方、中国残留邦人等の支援給付を受給中の方は無料で接種できます。
(注)予診票に免除の印刷がない方は、接種前に免除の申請が必要です。(接種後は受け付けしていません。)ご不明な点はお問い合わせください。
接種場所
東京23区、三鷹市および武蔵野市の契約医療機関
(杉並区の予診票で費用助成を受けられます。)
上記「接種場所」以外での接種
上記「接種場所」以外は「任意」接種になります(費用助成はありません)。
- 入院中や施設入所等のやむを得ない理由により、上記「接種場所」以外で接種を受ける必要がある方は、接種前に「予防接種依頼書」を申請してください。
予め「予防接種依頼書」を備えておくと、万一、健康被害があった際に「定期」接種と同等の健康被害救済制度を利用できます。 - 「予防接種依頼書」に基づき接種をした場合は、接種費用の払い戻し(償還払い)を受けることができます。
詳しくは「高齢者予防接種依頼書(接種する前)」をお読みください。
予診票の再交付
- 紛失、破損、未着などの理由により、予診票の再交付を希望する場合は、保健センターまたは地域福祉係(区役所西棟10階)の窓口で申請してください。即日交付をしています。ご家族や代理の方でも申請できます。委任状は必要ありません。
- 窓口に来ることができない場合は、「予診票交付申請書(郵送依頼)」を杉並保健所保健予防課へ郵送してください。(投函からお手元に届くまで10日前後かかります。)
- 申請入力フォームでお申し込みの場合、以下の2次元コードまたはリンクからお申し込みください。
予診票交付申請書(郵送依頼)、「予防接種依頼書」等の送付先
〒167-0051 杉並区荻窪5丁目20番1号 杉並保健所保健予防課 高齢者予防接種担当
問い合わせ先
- 杉並保健所保健予防課 電話:03-3391-1025
- 荻窪保健センター 電話:03-3391-0015
- 高井戸保健センター 電話:03-3334-4304
- 高円寺保健センター 電話:03-3311-0116
- 上井草保健センター 電話:03-3394-1212
- 和泉保健センター 電話:03-3313-9331
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染して起こる病気です。インフルエンザにかかった人の咳やくしゃみなどでウイルスが空気中に広がり、それを吸いこむことによって感染します。
典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。普通のかぜに比べて全身症状が強く、病気に対する抵抗力の弱い高齢の方や慢性疾患を持つ方は気管支炎や肺炎などを合併し、重症化することがあります。
インフルエンザの予防
感染の広がりには空気の乾燥が関連しています。室内では加湿器などを使って加湿しましょう。外出時のマスク着用や帰宅時の手洗いは、かぜの予防と併せておすすめします。
流行前に予防接種を受けることも有効です。流行しているときは、なるべく人ごみを避けましょう。また、日ごろから十分な栄養や休息を取ることも大事です。
インフルエンザワクチンの有効性
接種を受けてもインフルエンザにかかることがあります。主に重症化予防を目的とするワクチンです。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでには2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5カ月間とされています。
より効率的に有効性を高めるには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
インフルエンザワクチンの副反応
発熱、悪寒、頭痛、倦怠感や、注射跡が赤みを帯びたり、腫れたり痛みを感じたりすることがありますが、通常は2日から3日のうちに消失します。まれに接種直後から数日中に、発疹、じんましん、紅斑、かゆみがあらわれることもあります。重大な副反応として、まれにショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、血管浮腫など)があります。
予防接種を受ける前に
- インフルエンザ予防接種の必要性や副反応についてよく理解しましょう。
- 気にかかることや分からないことがあれば、接種を受ける前に担当の医師や看護師に相談しましょう。
- 十分に納得できない場合には、接種を受けないでください。
- 予診票は接種の可否を決める大切な情報です。原則、接種を受けるご本人が責任をもって記入し、正しい情報を接種医に伝えてください。
予防接種を受けることができない方
- 明らかに発熱のある方
発熱とは、一般的に、体温が37.5度以上の場合を指します。 - 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
急性の病気で薬を飲む必要のある方は、その後の病気の変化が分からなくなる可能性があるため、その日の接種を見合わせるのが原則です。 - インフルエンザ予防接種液に含まれる成分により、アナフィラキシーを起こしたことがある方
アナフィラキシーとは通常、接種後約30分以内に起こる強いアレルギー反応のことです。発汗、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出る、吐き気、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続き、血圧が下がっていく激しい全身反応です。 - 以前にインフルエンザの予防接種を受けた後、2日以内に発熱、発疹、じんましんなど、アレルギーと思われる症状がみられた方
上記1から4に該当しなくても医師が接種不適当と判断したときは接種できません。
予防接種を受ける際に、担当医師とよく相談しなくてはならない方
- 心臓病、じん臓病、肝臓病や血液等の基礎疾患がある方
- 今までに、けいれんを起こしたことがある方
- 今までに、免疫不全と診断されたことがある方、近親者が先天性免疫不全である方
- ぜん息等の呼吸器系疾患がある方
- インフルエンザ予防接種の成分または鶏卵、鶏肉、その他の鶏由来のものに対して、アレルギーがあると言われたことがある方
予防接種を受けた後の一般的注意事項
- 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師、医療機関とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。
- インフルエンザワクチンの接種後24時間以内は健康状態の変化に注意しましょう。
- 入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすらないでください。
- 接種当日はいつも通りの生活をしてもかまいませんが、激しい運動は避けましょう。
- 予防接種と同時に、ほかの病気があらわれることがまれにあります。接種後、身体に強い異常がみられたときは医師、医療機関の診察を受けてください。
健康被害救済制度
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このページに関するお問い合わせ
杉並保健所保健予防課
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話:03-3391-1025(直通) ファクス:03-3391-1927