施設の改築等に係るコスト試算について
令和4年度(2022年度)以降の40年間でかかる区立施設の改築・改修等経費を試算しました。本試算においては、施設の長寿命化に向けた対応なども含め、杉並区立学校施設整備計画(第2次改築計画)を踏まえて、学校施設については、現在の延床面積が標準規模を下回る場合には標準規模で改築することと仮定したほか、おおむね年2校ずつ改築するなど取組時期を平準化し、計画的に進めた場合の状況を集計しました。また、その他の施設についても、廃止等により改築が不要となる施設を集計から除外するなどしています。
改築 |
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中規模修繕 |
築後、20年ごとに実施することとし、該当の築年数を経過している建物は、直近の10年間で均等に修繕を行うと仮定した。 |
長寿命化改修 |
築40年目で実施することとし、該当の築年数を経過している建物は、直近の10年間で均等に改修等を行うと仮定した。 |
その他 |
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試算の結果、今後40年間の改築・改修等の経費は、約4,840.0億円、年平均約121.0億円となりました。
令和5年度(2023年度)から13年度(2031年度)にかけて、200億円に迫るような年度が散見されるため、個別の建物の状況を見極めた上で、改築・改修等の実施時期を前後させるなど、財政負担のさらなる平準化を図るとともに、再編整備の取組を推進し、財政負担の軽減を図る必要があります。
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