【第6回】『シセツサイヘン』の取り組みの基本方針について(2)(平成29年12月1日号掲載)
今回は、基本方針の1つである「複合化・多機能化等による効率化の推進」について、これから作る図書館と地域コミュニティ施設の複合施設を例に説明するね。
図書館は分かるんだけど、「地域コミュニティ施設」って何?
地域の人たちの会議や趣味の活動で使える集会室・多目的室などのほか、誰でも自由に使えるラウンジもある、そんな施設なんだ。
図書館とその施設を複合化・多機能化することで、どんなメリットがあるのかしら?
利用者にとっては、図書館で今まで通り静かな環境で調べものもできますし、これに加え、図書館の本を地域コミュニティ施設に持ち込んで、飲食をしながら読書や勉強、打ち合わせができるなど、より自由な使い方ができるようになります。
あら、それは便利になるわね。
また、施設の運用に当たっては、受付窓口やロビーなどを共用することができるほか、図書館で行っている講演会などのイベントを地域コミュニティ施設の集会室で実施できるなど、効率化を図れるというメリットもあるんです。
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