子育て世代も気軽に利用できる施設「コミュニティふらっと」を知っていますか？（令和7年1月15日）

皆さんは杉並区の7カ所（注：令和6年12月時点）にある「コミュニティふらっと」という施設をご存知でしょうか。すぎラボ内でも「知らない」もしくは「知っているけれど行ったことがない」というメンバーがちらほら。そこで、利用経験のある筆者が子育て世代の視点で「コミュニティふらっと」がどんなところかをご紹介します。

コミュニティふらっと　概要紹介

コミュニティふらっと」は、誰に向けた何のための施設？

「コミュニティふらっと」は、乳幼児親子を含む子どもから高齢者まで、誰もが「ふらっと」気軽に訪れることができる施設です。
地域のコミュニティ活動を支援し、世代を超えて住民同士のつながりを深めることをねらいとしています。

コミュニティふらっととは

区内7カ所（注：令和6年12月時点）にあるコミュニティふらっと一覧はこちら

「コミュニティふらっと」では、どんなことができる？

たとえば…

• 文化・趣味等のグループ活動の場として利用する（例：ダンスの発表会）
• 各運営事業者が企画・実施する講座や多世代交流イベントに参加する
• ラウンジで休憩や自習する

目的に合わせてさまざまな施設と、それに応じた設備が利用できます。たとえば運動や音楽活動が可能な多目的室では、卓球台や電子ピアノといった貸出用備品が準備されているところも。

集会室などの一部施設を利用するには杉並区の公共施設予約システム「さざんかねっと」から申し込んでください（さざんかねっとは事前に利用者登録が必要です）。

• 施設を予約するシステム「さざんかねっと」

子育て世代の「コミュニティふらっと」利用シーン3選

筆者（小学生と未就学児の2児の母）が実際に「コミュニティふらっと」を利用した体験談を基に、子育て世代にぜひ利用してほしいシーンを3つ紹介します。

季節ごとのイベントに子どもと一緒に参加する

「春まつり」や「クリスマスイベント」のように、季節に応じたイベントが頻繁に開催されています。内容はワークショップ（例：スライムづくり、コースターづくり）やゲーム（例：輪投げ、射的）、フォトスポット、物品販売など、子どもと一緒に楽しめるものがたくさん。盆踊り体験では世代を超えた交流ができました。イベント実施予定を知るには、筆者の場合は子が保育園・小学校から持ち帰るチラシがほとんどですが、各コミュニティふらっとのウェブページにお知らせが掲載されているのでぜひチェックしてみてください。

子どもとのお出かけ時に一息つく休憩スポットとして

乳幼児室（コミュニティふらっと東原）

予約不要で誰でも利用できるラウンジは、ちょっと休憩するために気軽に立ち寄ることができる場所です。マイボトルへの給水ができる冷水器・給水機等も設置されています。
また一部の施設には授乳スペースや乳幼児室などがあるので、乳幼児連れでも安心して利用できます。どんな施設・設備があるかは、ぜひ各コミュニティふらっとのウェブページで調べてみてください。

園や学校の保護者どうしの打合せに集会室を利用する

集会室（コミュニティふらっと方南）

たとえば卒園式・卒業式の準備など、まとまった人数の保護者どうしでちょっとした打ち合わせが必要な場面はありませんか？そんなときには、有料にはなりますが集会室を借りるのがおすすめ。参加者のうちの少なくとも1名が前述の「さざんかねっと」に登録し予約をする必要がありますが、公園やカフェでおこなうよりもずっと快適で、子どもも同室で過ごせるので安心です。

「コミュニティふらっと」がもっと身近になることを願って

子育て世代にも実は便利でありがたい「コミュニティふらっと」。特に我が家はイベント参加で利用することが多いのですが、皆さんも利用してみたいと思うシーンはありましたか？地域の皆さんが集い、交流するコミュニティ形成の起点としてさらなる発展が願われます。そのためにも、近くに来た際はぜひ「ふらっと」立ち寄ってみてくださいね。

すぎラボライター Leo