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更新日 : 2025年3月1日

トイレトレーニング体験談をまとめてみました(令和7年3月1日)

目次

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

いつかは必ず終わるトイレトレーニング。スムーズな子もいれば、うまくいかない子もいます。うまくいかなくなってくると、一番大変なのはわが子だとつい考えてしまいますが、聞いてみるとどの家も同じ。何かしら苦労があるのです。「みんなそれぞれ大変なのね」と笑ってもらえるように、すぎラボメンバーが赤裸々に語ります。

トイレトレーニングは個人差がある

育児本にはトイレトレーニングを始める合図として、小さな子どもを育てるパパママにとって確信しにくい項目が並びます。たとえば「おしっこの間隔が2時間位空いていたら」や「簡単な受け答えができるようになってから」など。そんな時もあるけど、まだ早いかもしれない。うーん、わからない。
その結果、多くのパパママは周りの同じくらいの月齢のお友達が始めると、一緒に始めるという方が多いのではないでしょうか。
子どものトイレトレーニング3回目の筆者が考えるタイミングは、「パパママの決意が固まったら」です。なぜならトレーニング中の子どもは必ずトイレを失敗するし、失敗の数だけ、パパママが大変だからです。失敗が続くとつい怒ってしまい、そんな自分にも悲しくなります。
一方で、パパママが小さな頃や、海外では2歳前におむつが外れる事も普通です。トイレトレーニングを始める合図よりも早いです。その事実を踏まえると、合図はあまり気にしなくてもいいのではないかと思います。「大変だけど頑張ろう」とパパママが決心したら、始めましょう。

3人兄弟の1人目男の子の場合

おしっこのトイレトレーニングは、3歳の誕生日から始めました。きっかけは、誕生日が1カ月早いお友達がトイレトレーニングを始めた事です。一緒に遊んでいて得意げにパンツを見せてくれるお友達が羨ましく見えた息子。そこで、「パンツはきたいよね、3歳のお誕生日にあげるね」と伝え、トイレトレーニングを始めました。本人の希望を尊重していきなりのパンツ生活です。
自宅では定期的に声をかけていましたが、出る時もあれば出ない時も。出ない時は少し時間をおいてから声をかけるのですが、忘れてしまう事もあり、失敗は多かったです。少し慣れてきたら、外で遊ぶ時にパンツを1枚だけ持って行き、失敗したら帰宅を繰り返しました。長く遊びたい息子は失敗したら帰らないといけないからと頑張りました。つい忘れてしまい、おもらしをして大泣きで帰った時はママの心が折れそうでした。
結果、1カ月程で失敗がなくなりました

トイレでうんちができるようになったのはおしっこのトレーニングが終わって1カ月後くらいです。うんちがしたくなったらトイレに座らせるという流れを繰り返すと、何回かで成功。うんちはスムーズでした。
トイレトレーニングを振り返り、1つ失敗だったのが、立っておしっこをする練習をしなかったこと。古い児童館に遊びに行くことが多く、男の子用の便器が女子トイレになかったため、全く意識していませんでした。幼稚園入園ギリギリから始めましたが、うまくできず、幼稚園でパンツを濡らすことが多かったです。ついには、トイレを我慢して帰ってくる日々がしばらく続きました。

3人兄弟の2人目の女の子の場合

おしっこのトイレトレーニングは3歳前で完了。好きなキャラクターのパンツが欲しいと言ったタイミングで始めました。上の子を見ていたので、トイレに行くのも嫌がらず、パンツへのあこがれも強かったので、とてもスムーズでした。
一方で、うんちは半年以上かかりました。トイレでうんちをするのが怖くて、おむつの中で済ませたかった娘。トイレに座らせるとどうしてもできませんでした。
そこでパパが「おむつの下をハサミで切りとったおむつ」をはかせてトイレに座らせるというかなりの荒療治。おなかに力を入れられないのと、心理的なものといろいろあったのだろうと思います。
それでもなかなかできなくて、パパママに隠れておむつを履いてうんちを済ませる日が長かったです。おむつを履く様子が見つかり、トイレに座らされる事も。嫌がって泣いたら、おなかに力が入り、うんちを出せたと言う偶然がきっかけでトイレトレーニングは完了しました。
女の子でうんちがトイレでできない話はちらほら聞きます。おなかに力を入れる事が難しいようです。足に力が入れられるよう、座っても膝を曲げて足が届くくらいの高めの踏み台に変えたら解決したなど、環境で解決した話もよく聞きます。

3人兄弟の3人目男の子の場合

上の子たちを見ていたからか2歳半頃には、プール後のシャワーなどはだかの状態だと自分からトイレへ行って、立っておしっこをする習慣ができていました。つまり尿意はばっちり感じていました。しかし、普段は「トイレはいやだからおむつがいい」と、3歳を過ぎてもおむつは外れていません。それでもプールだと尿意を感じると自分で「トイレ!」と先生に伝えてトイレへ行きます。どうも本人の気分でトイレとおむつを使い分けているようです。
このままではいけないとパパママの重い腰が上がり、いきなりパンツだけにしてみたら、外出先でも自分から「トイレに行きたい」と言われました。上の子にも手がかかるため、おむつの方がトイレに連れていけなくても大丈夫と考えてしまっている事を見透かされているような出来事で、わが子にパパママが試されている気がしました。

2人兄弟の1人目の男の子の場合

大変でした。3歳になっても尿意は感じないし、濡れたこともわからないのです。
うんちは、便意を感じると人気のない隣の部屋に籠り、決まった場所に行き、おむつで済ませます。
しかし、うんちが出ていても、自分からは教えてはくれませんでした。そんな匂いで周りが気付くということが何度もあり、隣の部屋に行き定位置につくと、今から息子がうんちをするぞと認識するようになりました。
さすがに幼稚園入園前にはオムツが外れてほしくて、入園1カ月前に強制的にパンツをはかせました。
すると少しずつですが、尿意と便意を教えるようになりました。
元々とてもこだわりが強い子だったので、トイレでする、ということを学習したら今度はトイレ以外でできなくなり、昼夜問わずお漏らしは1回もしませんでした。トレーニング完了後はとても楽でした。

2人兄弟の2人目の女の子の場合

兄で苦労してきたので、4月生まれだし、幼稚園前までにとれればいいや、と思っていました。
3歳になった時には、尿意、便意は伝え始めていて、3歳健診もスムーズに尿検査ができました。3歳3カ月でとれました。
ただ兄とは違い、夜にお漏らしは多々ありました(注)。お布団を干す作業は多かった思い出があります。
(注)乳幼児の膀胱は2、3時間分くらいのおしっこしか溜めることができない為、昼間のおむつが外れても、夜間のおむつが外れないのはよくある事です。

トイレトレーニングを短期間で済ませる人も

ここまでご紹介した5人のケースはいずれものんびり子どものペースに合わせて進めたパターンです。子どもがいるパパママに話を聞いていても、今はのんびり進める人が多い気がします。
一方で、1週間ほどでおしっこのトイレトレーニングを完了させる人も。聞いてみると心も含めて準備をしっかりして望んでいます。

用意するもの

  • 子どもが好きそうなパンツ10枚程度
  • ぞうきんなどの掃除道具
  • パパママの寛大な心
  • 予定のない1週間

トイレトレーニングの方法

できればズボンははかせずパンツだけにして、トイレに行きやすい服装にする。
定期的にトイレの声掛けをする。
間に合わずお漏らしをしても、黙って片付け、絶対に叱らない。

最初の数日はパンツの替えがなくなるくらいにお漏らしが続くそうです。それでも叱らずに続けていくと1週間ほどで外れるとか。数人ですが、筆者の周りでもこの方法でおむつを外した人がいます。この方法だとあっという間にトイレトレーニングが終わりますが、パパママの並々ならぬ覚悟が必要です。

誰でもいつかは外れるもの

この記事の公開は3月。幼稚園や保育園の入園に向けおむつを外したいと焦っている人もいるかもしれません。赤裸々にご紹介した通り、みんな何かしら苦労しています。みんな同じと気を楽にしてみましょう。外れていなくても、入園したらあっさり外れたなんて話もよくある話ですから。

すぎラボライター らくちゃんママ

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