害虫等の相談
公共下水道がほぼ完備され、衛生的な環境が確保されたことに伴い、ハエや蚊の大量発生は見られなくなってきました。発生したらすぐに殺虫剤を使用するのではなく、日頃から発生を防ぐことを心がけましょう。
殺虫剤には発生を予防する効果はありません。家庭では、環境の改善や清掃をすることで、ハエや蚊、ゴキブリなどの発生を予防してください。
ハエの防除
- 発生原因となる動物のふんの除去や死骸の除去を行う。
- 生ごみは放置しないで清潔な密閉容器に入れる。
- ごみ置場を清掃することで発生を予防する。
蚊の防除
蚊は水中に卵を産み、数日でボウフラになります。蚊の発生を防ぐには、水たまりをなくし、ボウフラを発生させないことが重要です。
幼虫対策
- 空き缶、空き瓶、古タイヤ等は撤去する。
- 植木鉢の受け皿等の水は週1回入れ替える。
- 落ち葉が堆積していると蚊が発生するので、樹木のせん定や清掃をすることで予防する。
- 池に魚を放すとボウフラの防除に効果的である。
成虫対策
- 肌の露出を控える。
- 草むら等の草刈りを行う。
- 網戸等を設置する。
ハエ・蚊の駆除方法は?
ハエ、蚊の駆除用の殺虫剤には、スプレー式殺虫剤のほかスミチオンやマラソン乳剤など多くが薬局などで市販されています。また、雨水ます・排水ますの幼虫対策には、昆虫成長制御剤(IGR)を投入する方法もあり、こちらも薬局などで市販されています。
薬剤を使用する場合は、使用上の注意を守って、お使いください。
シロアリが出て困っているのですが。
被害が出てしまったら自分で駆除することは大変困難です。
駆除の専門業者に相談して早めに駆除しましょう。
なお、駆除業者の紹介をご希望の方は、公益社団法人東京都ペストコントロール協会(電話:03-3254-0014)または、環境課「有害鳥獣等相談110番」(電話:03-5307-0665)までご連絡ください。
川でコイが大量に死んでいるのですが。
1カ所で大量のコイが死んでいる場合、酸欠によるもの、コイヘルペスによるもの、その他有害な物質の流入によるもの等の原因が考えられます。
このような状況がみられた場合は、環境課「有害鳥獣等相談110番」(電話:03-5307-0665)までご連絡ください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
環境部環境課生活環境担当
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