樹木に発生する毛虫
- チャドクガ
ツバキ、サザンカなどに、年に2回(初夏と秋)発生します。
初期は葉の裏側に集団で発生し葉を食べます。
毒針毛や、鱗粉(りんぷん)が飛散して皮膚に付くと皮膚炎を起こします。 - イラガ
サクラ、ウメ、カキなどに、年2回(夏から秋)発生します。
冬にはまゆが見られます。
幼虫はトゲを持ち、触れると激しい痛みがあります。 - タケノホソクロバ
竹やササなどに、年に2回(初夏と秋)発生します。
初期は葉の裏側に集団で発生し葉を食べます。
幼虫に触れると、激しい痛みがあり、湿疹ができます。 - サクラケムシ
秋ごろサクラなどに大量発生をします。
葉を激しく食べて、毛虫のふんが大量に落ちてきます。
刺したりはしません。
毛虫の駆除方法は?
区では個人の敷地にある樹木について、消毒作業は一切行っていません。
自宅の庭で毛虫を発見した場合、殺虫剤のみの駆除方法は毛虫の毒針毛を飛散させてしまうため適していません。発生している葉を枝ごと切り落とし、地中に埋める方法、または除草用バーナーなどで葉ごと焼き殺す方法などが最も有効な処理方法です。
毛虫を駆除する際には毛虫の毒針毛に十分注意してください。
なお、区では個人で駆除ができない場合は樹木消毒業者を案内しています。
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