ペットを飼い始めたら実施してほしいこと

 

ページ番号1026923  更新日 令和5年7月10日 印刷 

かかりつけの動物病院を持ちましょう

かかりつけの動物病院を持つと、ペットの性格や予防接種の状況、今までかかった病気などのことがわかっているので、いざという時スムーズに診察を受けることができます。できるだけ家の近所で、ペットを安心して診てもらえるかかりつけの動物病院を探しておきましょう。

定期健診

かかりつけの動物病院では、健康な時に血液検査を含めた健康診断を定期的にしておきましょう。そうすることで、体調が悪くなった時に、その結果を参考にできるので、病気が発見しやすくなります。
また、普段から行き慣れた場所であれば、病院でペットが緊張することもなくなります。

感染症やノミ・ダニ等の予防

感染症から体を守るための予防接種や、ノミ・ダニ・消化管内寄生虫等の予防薬投与はとても大切です。法律で義務付けられているものは、犬の狂犬病予防接種のみですが、それ以外にも予防できる感染症等がありますので、獣医師と相談し、年間スケジュールを立てて、必要な回数を適切な時期に受けるようにしましょう。

救急の備え

かかりつけの動物病院が休診の日や夜間などに診察してもらえる「夜間救急動物病院」を探しておきましょう。病院によっては時間外でも状況に応じて対応できる場合や、診療内容を共有できる提携病院がある場合もありますので、かかりつけの病院で相談してみてください。

しつけをしましょう

しつけは、ペットとより良いコミュニケーションをとるための手段の一つです。また、健康管理のうえでも重要な役割があります。
例えば、犬や猫、うさぎなどはトイレの場所を覚えることができます。決まった場所でフンや尿をする習慣が身に付いていれば、飼い主もペットも清潔で心地よく生活することができます。
また、ペットの体に触ることに慣れていれば、ブラッシングや爪切り、歯磨き、耳そうじなどの世話をスムーズに行うことができ、ペットがストレスを感じることも少なくなります。
犬の場合には、鳴き声を減らしたり、人を咬んでしまわないようにするなど、まわりの人に迷惑をかけないためにも、しつけは欠かせません。
しつけの方法については、トレーナーや獣医師などに相談してください。

所有明示をしましょう

ペットがいなくなってしまったという相談が、毎年保健所に寄せられています。室内で飼っている場合でも、玄関や窓から飛び出してしまう可能性がありますので、日頃から迷子札等で所有の明示をしてください。
なお、マイクロチップを装着した犬や猫を飼う場合は、環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録サイト」で、所有者の登録を行いましょう。

犬や猫のマイクロチップ情報登録

令和4年6月1日から「改正動物愛護管理法」が施行され、販売される犬や猫へのマイクロチップの装着・登録が義務付けられました。マイクロチップを装着した犬や猫を家族に迎え入れた飼い主は、自分の住所や氏名、電話番号などを変更登録する必要があります。以下のリンク先から、環境大臣の指定登録機関(公益社団法人日本獣医師会)の、マイクロチップ情報の変更登録を行ってください。
手続きの詳細については、公益社団法人日本獣医師会(電話:03-6384-5320)へお問い合わせください。

犬を飼い始める方へ

上記のマイクロチップ情報の変更登録手続きを行った場合には、区の窓口での犬の登録申請が不要となります。また、マイクロチップは狂犬病予防法に定める犬鑑札とみなされるため、犬鑑札を犬に着ける必要はありません。
上記のマイクロチップを装着していない場合は、区の窓口での手続きが必要です。

以前から犬を飼っている方へ

飼い犬がマイクロチップを装着し環境大臣の指定登録機関への情報登録を行っている場合は、今後は区への届出や犬鑑札の着用が不要となります。マイクロチップを装着していない、又は装着していても環境大臣の指定登録機関への情報登録を行っていない場合は、これまでと同様に区の窓口への届出や犬鑑札の着用が必要となります。

繁殖を望まない場合は不妊去勢手術をしましょう

不妊去勢手術のメリット

  1. 生殖器に関する病気を予防できます。
  2. 穏やかな性格になることが多く、発情期のストレスが軽減されます。
  3. みだりな繁殖を防ぐことができます。
    特に、猫を外で飼う場合には、必ず繁殖抑制の対策をしてください。

まわりの方への配慮をしましょう

鳴き声

主に犬の鳴き声について、保健所に相談が寄せられる場合があります。感じ方は人によって異なりますが、特に早朝や夜遅い時間に鳴き声が続くようであれば、多くの近隣住民が「うるさい」と感じるでしょう。また、長時間鳴き続けている場合には、犬にもストレスがかかっているかもしれません。
防音対策やしつけ、原因を見つけて改善を図るなどの対策をしてください。

フン・尿

トイレのしつけをしていても、外で飼う場合には臭い等で近隣に迷惑をかける場合があります。こまめにトイレを清掃し、フン・尿を放置しないよう心掛けましょう。
また、猫を外で飼う場合には、周辺の清掃を積極的に行い、近隣の理解を得られるよう努めましょう。

毛の飛散

毛の飛散は、他人の敷地や所有物を汚してしまうだけでなく、動物のアレルギーをもった人の健康を害する原因にもなります。ブラッシングや、ペットが使った布団類を干す際には、毛が周辺に飛散しないよう注意しましょう。

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