オーストラリアを訪問しました！（6年10月18日）

令和6年度杉並区中学生海外留学事業（第12期）

杉並区は平成2年からウィロビー市と友好都市の関係にあり、平成25年から始めた杉並区内在住の中学生を派遣して交流する「杉並区中学生海外留学（次世代育成基金活用事業）」を、今年度も実施しました。

全4回の事前学習会では、派遣生自身の興味や関心に基づいて研究テーマを設定し、出発までに事前調査を行いました。学校の友達や先生などにアンケートを取ったり、文献から日本やオーストラリアについて調べたりして、現地での学習を深められるよう準備しました。

派遣生が設定した研究テーマ（一部抜粋）

• オーストラリアにおけるカーボンニュートラルについて
• 外国人に対する接し方の違い
• 授業環境と学習内容の違い
• アートとの関わり方
• 若者の自己肯定感について
• 自国民意識の形成と教育についての比較
• プラスチックごみ問題の取り組み
• 多様性社会

10日間の行程の中で、現地校体験、ホームステイなどを通してオーストラリアの文化や習慣を体験的に学んだり、ウィロビー市長への表敬訪問や在シドニー日本国総領事館訪問をしたりして、杉並区とウィロビー市とのつながりや、互いの国が築いてきた関係の重要性について、理解を深めました。

帰国後は、全3回の事後学習会を通じて成果報告書を作成し、11月16日（土曜日）に久我山会館で開催する「成果報告会」で、学習の成果を発表します。今回の派遣事業を通じて培った学びと成長をこれからの活動に生かしていくとともに、身の回りの人達や社会に還元していってほしいと思います。