井草中学校　杉並区教育委員会教育課題研究指定校の取り組み（5年8月21日）

井草中学校では、令和5・6年度 杉並区教育委員会教育課題研究指定校として、「『学びの構造転換』を通して『自尊感情』を高め『なりたい自分』のきっかけをつかむ生徒の育成」を研究主題に据え、日々研究に取り組んでいます。教師が一斉一律に教授する授業から、生徒が主体となって学習に取り組む授業へ転換し、その姿を教師が価値付けることで、生徒の自尊感情の向上を図ることをねらいとしています。

  

7月には、理科、音楽科、数学科、国語科、社会科、美術科の6名の先生方が授業を公開しました。どの授業も生徒が自ら考えたり、生徒同士で教え合ったりすることのできる時間を多く設けるとともに、自分の考えをより効果的に発信したり共有したりするために、生徒のタブレット端末をはじめとしたICT機器を積極的に活用していました。授業後に行った協議会では、先生方が活発に意見を交わし合ったり、講師の先生方から指導講評をいただいたりすることで、更に研究への理解を深めました。

 

研究がスタートしてまだ4か月余りですが、「生徒主体の授業へ変えていこう」という先生方の高い意識を感じました。2学期以降も定期的に授業公開や研究協議を行い、授業改善を図ることで、生徒ひとりひとりの自尊感情の向上を目指していきます。