教育長メッセージ 保護者・地域の皆様へ(4年9月5日)
2学期が始まりました。保護者・地域の皆様におかれましては、夏休みの間、子どもたちの成長を見守っていただきありがとうございました。
私も今夏は、区内中学生28名と10日間にわたって交流都市であるオーストラリアのウィロビー市で過ごしてきました。この次世代育成基金活用事業「中学生海外留学事業」は、新型コロナウイルス感染症の影響によりここ2年間は中止せざるを得ない状況でしたが、今年度は3年ぶりに実施できました。最初は英語での会話に不安や戸惑いがあった生徒たちですが、次第に積極的となり、現地の方々と笑顔でコミュニケーションをとるほどになっていました。直接体験の力と、子どもたちの吸収力の高さに心を動かされた次第です。
ご家庭においても、子どもたちはさまざまな体験をしたことと思います。
何事も実際に見てみる、やってみる、といった直接体験は人を大きく成長させます。コロナ禍でなかなか実施が難しかったことではありますが、子どもたちにとって、こうした体験は、人生の大きな糧となること、間違いありません。
さて、この間、猛威を振るった新型コロナウイルスですが、感染者数が減少し始めています。濃厚接触者の定義も緩和の方向に変更されるなど、ウィズコロナの考え方は新たな段階に入ってきています。区立学校においては、感染予防と、熱中症予防の双方に意を注ぎ、マスク指導等、これまでと同様に丁寧に当たりながら、移動教室や修学旅行等の宿泊的行事をはじめ、さまざまな教育活動を可能な限り進めていきます。
保護者・地域の皆様におかれましては、ご理解、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
令和4年9月5日 杉並区教育委員会 教育長 白石 高士
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