別棟
近衞文麿が住み始めた後の昭和13年(1938年)に増築されました。近衞の長男・文隆の書斎(10畳)や妻・千代子の部屋(6畳)があり、屋根裏に残されていた棟札には、「当主 近衞文隆」と記されています。
近衞文隆は昭和15年(1940年)に出征し、終戦後はシベリアに抑留され同地で死去します。シベリアから家族に宛てた手紙には、帰国後は荻外荘に戻りたい旨が書かれていました。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局生涯学習推進課文化財係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0693