荻窪の閑静な住宅街にある「荻外荘(てきがいそう)」は、内閣総理大臣を3度務めた政治家・近衞文麿(このえふみまろ)が、昭和12年(1937年)の第一次内閣期から20年(1945年)12月の自決に至る期間を過ごし、昭和前期の政治の転換点となる重要な会議を数多く行った場所です。
平成28年(2016年)に、こうした歴史を持つ「荻外荘(近衞文麿旧宅)」が、日本政治史上、重要な場所として、国の史跡に指定されました。杉並区では、「荻外荘」を近衞文麿居住当時の姿に復原整備し、区立公園「荻外荘公園」として公開中です。
荻外荘の一般観覧開始 2024年12月9日(月曜日)から
- 約10年にわたる復原整備が完了し、一般観覧が始まります。開園時間や観覧料については、以下リンクからご覧ください。
- 荻外荘公園
YouTube(ユーチューブ)杉並区公式チャンネルで敷瓦の復原動画を公開中です
- 荻外荘応接室の床には、この家を設計した建築家 伊東忠太のデザインと言われる龍の敷瓦が敷かれていましたが、創建当時の敷瓦は一部しか残っていませんでした。そこで、愛知県常滑市の工房でこの敷瓦を復原しました。その様子をYouTube杉並区公式チャンネルで公開中です。
- 動画【荻外荘】職人による敷瓦復原
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