済美小学校「『すぎなみ5ストーリーズ』を活用した道徳科の授業」(令和4年9月28日)

 

ページ番号1078241  更新日 令和4年11月7日 印刷 

 済美小学校第3学年の道徳科の授業では、区制施行90周年を記念して作成した「すぎなみ5ストーリーズ」のデジタル教材を活用し、杉並の発展の基礎を築いた「内田秀五郎」氏の功績を通して、郷土を大切にすることについて学びました。

内田秀五郎について学ぶ児童の写真

 授業では、自分たちが住んでいる杉並区のよいところを考えた後、電子紙芝居「内田秀五郎ものがたり」を全体で視聴しました。内田氏の功績がアニメーションになっていて、児童は集中して紙芝居を見ていました。

内田秀五郎に関する電子タブレットを見る児童の写真

 その後、各自でデジタル教材を確認しながら、内田氏が杉並のためにしてくれたことや、内田氏の思いについて考えました。このデジタル教材は、4年生以上で学習する漢字にルビを振り、分かりやすい言葉が使われているので、児童・生徒がタブレット端末を用いて自分で学習できるようになっています。児童からは「内田さんは、人を助けたい、守りたいという気持ちをもっていたと思う」「町をよりよくして、暮らしを便利にしようとした」などの意見が出ました。

授業の最後に意見を出し合う児童の写真

 担任の先生からは「内田さんと同じような気持ちを、みんなはもったことがありますか」という問いかけがあり、子どもたちはこれまでの自分の経験や感じ方などを振り返り、真剣に考えていました。
 授業の最後には、杉並区をよりよくするために自分でできることについて考え、意見を発表しました。児童からは「困っている人を助ける」「小さい子に優しくする」「ごみを拾ったり物を大切に使ったりする」などの意見が出ました。

 「すぎなみ5ストーリーズ」は、今回、済美小学校で活用した「内田秀五郎のしごと」を含め、区民や区に大きな影響を与えた5つの出来事を次代へ継承していくために作成されました。それぞれに児童・生徒向けのデジタル教材があり、道徳科や社会科の授業を中心に、各学校で活用していく予定です。

 

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