杉並第十小学校 外国語研究授業「How was your summer vacation?」(令和4年9月15日)
杉並第十小学校の外国語科の授業では、英語によるコミュニケ―ションが盛んに行われています。今回の研究授業は、「ALTを活用した授業づくり」と「学びの構造転換」の教員向け研修のために行われ、多くの外国語担当の教員が見守る中、児童は元気よく学習しました。
5時間目開始のチャイムが鳴り、日直が“Let’s start our English class!(英語の授業を始めます!)”と声をかけると、児童たちは元気よく挨拶をします。今日の授業では、「夏休みの思い出」について、ALTとたくさん話していきます。
初めに、ALTは児童たちに“I played with my dog in this summer!(夏休みは愛犬と遊んだよ!)”と話しかけ、続けて“How was your summer vacation?(夏休みはどうだったかな?)”“Fantastic?!(素晴らしかった?!)”“Great?(すごかった?)”と問いかけます。ALTの問いかけに児童は次々と手を挙げALTと実際に会話をしてみます。
「夏休みの思い出」について、ALTと英語で会話してみよう
ALT“What did you do in this summer?(この夏は何をしたの?)”
児童“I ate a Big Mac and a Double cheese burger!(ビッグマックとダブルチーズバーガーを食べたよ!)”
ALT“Oh!That’s nice!(おっ!いいねっ!)”“Which do you like Big Mac or Double cheese burger?(ビッグマックとチーズバーガーのどっちが好き?)”
児童“Double!!(ダブルチーズバーガー!!)”
このように、ALTと児童の軽快なやり取りから、子供たちの夏休みの楽しい様子が伝わってきました。
「夏休みの思い出」について、ペアを組んで英語で会話してみよう
授業の後半は、「夏休みの思い出」について、“I Enjoyed(~を楽しんだ。)”という表現を使ってペアで会話をします。ALTや先生と1対1で会話を楽しむ児童もいました。また、夏休みの出来事についてタブレットに向かって話しかけ録音する児童もいれば、ロイロノートにメモを残す児童もいました。
授業の最後に、「今までの学習を生かして、ALTの先生と話してみましょう。」と先生が問いかけると、児童からは多くの手が挙がりました。子供たちは日本語を使わず、英語によるコミュニケ―ションを盛んにとっていました。
杉並第十小学校の外国語学習では、自分の言葉で話し、お互いの良さを認め合う活動を通して、児童のコミュニケーションの力を育む取り組みが行われていました。
(注)ALT:Assistant Language Teacherの略。外国語を母国語とする外国語指導助手を指す。小学校や中学校・高等学校に児童・生徒の英語発音や国際理解教育の向上を目的に各教育委員会から学校に配置され、授業を補助している。
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