認知症の方を地域で支えるために(認知症サポーター・チームオレンジなど)
認知症サポーター
認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守るひとたちのことです。
何か特別なことをするわけではありません。認知症の人やその家族の「応援者」です。
認知症は誰にでもなる可能性のある病気です。他人ごととして無関心でいるのではなく、「自分の問題である」という認識をもつことが大切です。
杉並区では認知症サポーターを養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。
認知症サポーター養成講座
受講していただいた全ての方が認知症サポーターとなり、その証として認知症サポーターカードを差し上げます。
ケア24をはじめ、区内各所で認知症サポーター養成講座を開催しています。
受講料は無料、講座の時間はおおむね90分です。
ケア24による講座開催予定(令和6年度)
- 5月:荻窪、和田
- 6月:高円寺、久我山
- 7月:西荻、永福
- 8月:梅里、浜田山
- 9月:上井草、松ノ木
- 10月:下井草、南荻窪
- 11月:善福寺、成田
- 12月:上荻、方南
- 1月:清水、堀ノ内
- 2月:阿佐谷、高井戸
日時、会場等の詳細は、各ケア24までお問い合わせください。
企業や団体の方へ
講師の派遣も行っております。開催を希望する企業や団体の方は、開催希望日の1か月前までに、担当のケア24までお問い合わせください。
また、講座を受講された企業や団体にステッカーを配布しています。
ステッカーを見やすいところに掲示することで、認知症サポーターがいるお店や事業所としての目印となり、認知症の方が安心して暮らすことができるまちづくりに貢献いただけます。
ステッカーの掲示にご協力いただける場合は、担当のケア24までお問い合わせください。
チームオレンジ
チームオレンジとは、認知症サポーター等がチームとして活動し、認知症の方や家族が安心して暮らせるように支援を行うチームのことです。認知症の方もメンバーとしてチームに参加しています。
杉並区では各ケア24での設置を目指しています。活動内容などについては、各ケア24にお問い合わせください。
希望をかなえるヘルプカード
希望をかなえるヘルプカードとは、自分がやりたいことを、安心してスムーズにできるために使うカードです。
周りの人に自分が望むことやちょっとわかってほしいこと、お願いしたいことを書いておき、必要な時にだけ見せて使います。
- だれが利用できるの?
どなたでも使うことができます!認知症があってもなくても自分のやりたいことや思いを人に伝えるためのツールとして活用ができます。 - どうやって使うの?
あらかじめお手伝いを頼みたい内容や緊急連絡先などをカードに記載しておき、必要なときに周囲の人に見せることで自分の思いを伝えるのに役立ちます。
例えば
「ここに行く道を教えてください。」
「家への帰り道を教えてください。目印は…です。」
「わたしの代わりに連絡をお願いします。家族の連絡先は…です。」 - カードのダウンロードができます!
希望をかなえるヘルプカードの詳細やカードひな形のダウンロードについては、以下のリンク先から認知症介護情報ネットワークのホームページをご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部高齢者在宅支援課地域包括ケア推進係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0687