学校給食

 

ページ番号1007751  更新日 令和6年3月28日 印刷 

杉並区の学校給食は、「心のこもった、手作り料理による楽しい給食」を目指しています。食事内容の充実を図り、衛生面や食材の安全対策を徹底して「安全でおいしい給食」を実施しています。
また、杉並区では「楽しく食べて心とからだを育むすぎなみの子、大人になっても健康で楽しく暮らせるすぎなみ」を総合目標に食育を推進しています。学校給食では、区内産の野菜を利用したり、国内産食材のみを使用する「国内産食材の日」を設けるなど、食への関心を高めるさまざまな取り組みを行い、学校給食を食育の生きた教材として活用しています。
平成27年9月から、杉並区の学校給食の献立が、インターネット上の料理レシピサイト「クックパッド」に掲載しています。サイト内に杉並区のページを作成し、給食のレシピをご家庭でも気軽に利用でき、子どもたちの食育にも役立つよう、お知らせしています。
さらに、令和元年7月に、「杉並区の学校給食 おいしい給食ができるまで」のビデオを作成しました。普段なかなか見ることができない給食室での調理の様子や調理機器、給食調理員の想いなどを紹介しています。

学校給食費について

杉並区では、少子化が加速する中で子育てを社会全体で支える視点から、子育てにおける経済的負担の軽減を図ることを目的とし、令和5年10月から杉並区立小学校、中学校及び特別支援学校に在籍する児童及び生徒について、学校給食費無償化を実施しました。令和6年度も引き続き実施します。

  1. 対象者
    区立小学校、中学校及び特別支援学校に在籍している児童及び生徒
  2. 対象期間
    令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
  1. 食物アレルギー等のためお弁当を持参している児童及び生徒について
    食物アレルギー等の事情により学校給食に代わり、お弁当を持参している児童及び生徒については、別途、学校給食費相当分を補助します。
    • 牛乳のみ提供や献立により一部持参の児童生徒は対象外となります。
    • 対象の方には学校を通じてお知らせします。

詳しくは下記「杉並区立学校給食代替弁当補助金交付要綱」をご参照ください。

学校給食を欠食する場合について

学校給食費は全て食材料費に充てられています。
そのため、以下の基準に該当する場合は、食材の発注を取り消しますので、申請をお願いします。

  1. 翌月の給食を喫食しないことが分かっている場合は、前月の15日までに「欠食届」をご提出下さい
  2. 長期欠席
    連続して5給食日以上給食を喫食しない場合は、担任にお申し出ください。
令和6年度標準給食費(通常給食・多様化給食)
 

通常給食

多様化給食

小学校 低学年

279円

363円

小学校 中学年

300円

390円

小学校 高学年

320円

416円

中学校

361円

469円

杉並区の学校給食の特色

  • 全ての区立小学校・中学校・特別支援学校に給食室があり、自校で調理し配食しています。
  • 学校栄養士が協力して、季節感のある食材や日本の伝統的献立を取り入れながら、成長期の子どもの発育に必要な栄養や食品構成を考えて「標準献立」を作成しています。
  • 押し麦や米粒麦を加えた米飯給食を週4回以上実施しています。季節を表す「吹き寄せごはん」や東京の郷土食「深川めし」のほか、「メキシカンライス」「ビビンバ」「キムチ丼」など多様な米飯料理を取り入れています。
  • 月2回「国内産食材の日」を設けています。当日は全ての食材を国内産にして、地図や学校放送、おたよりを活用し、生産地や生産量などについて学び、食についての関心を深めています。
  • 杉並区内産の野菜を使用した「地元野菜デー」を実施し、食を通じて地域を理解することに役立てています。
  • 給食食材の産地や放射性物質検査の結果を公表し、安心・安全に努めています。

食物アレルギー対応

学校給食では、平成26年3月から、より安全で安心なアレルギー対応食の提供を行うために食物アレルギー対応の基本方針に基づき、アレルギー対応食専用の食器とトレイを導入しました。

写真:通常食器
通常食器
写真:アレルギー対応食専用食器
アレルギー対応食専用食器
写真:通常食器 使用例
通常食器 使用例
写真:アレルギー対応食専用食器 使用例
アレルギー対応食専用食器 使用例
(学校ではアレルギー対応がある日はすべてアレルギー専用食器を使用します。)

学校給食における食物アレルギー対応の基本方針

  1. 「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」に基づき食物アレルギーの原因食物を特定し、量による異なる対応ではなく、アレルゲンを除去した給食を提供します。
  2. 食品の加工段階や調理によって抗原性(アレルギーの起こりやすさ)が変化しやすいもの、原因食物がごく少量含まれている調味料や油脂等については、厚生労働省等公的機関のガイドライン等を参考にします。
  3. 給食室内で全ての調理を行うため、微量混入等について保護者への十分な説明を行います。
  4. アレルギー対応食であることをよりわかりやすくするため、専用の食器とトレイを導入します。
  5. これまで、アレルギー対応であることを児童・生徒・保護者・教職員の中だけで共有していた場合もありますが、今後は、アレルギー食対応の児童・生徒であることを他の児童・生徒・保護者等とも共有し、学校全体で守っていく体制を整えていきます。
  6. 食物アレルギーの対応は、保護者・学校・医師の理解と協力のもと、各学校の「食物アレルギー対応委員会」が具体的対応を検討し、連携して取り組みを進めます。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局学務課保健給食係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)、03-5307-0762(直通) ファクス:03-5307-0692