仕事紹介 建築
教育・文化・福祉施設などの計画・設計・施工・維持管理のほか、建築相談や都市計画の策定まで、区民の住まいやまちづくりに総合的に関わる仕事です。
どんなお仕事?
どこで活躍できるの?
営繕課、建築課、住宅課 など
政策経営部営繕課営繕係
鬼澤 勝也(平成31年度採用)
仕事とやりがい
区立施設における、新築・改修などの工事設計や監理が私の主な仕事です。例えば、地域区民センターの新築や小中学校の改築など、さまざまな建物に携わります。
設計業務においては、基本設計と実施設計を主として、設計事務所と共に設計業務を進めていきます。基本設計では、施設管理を行う関係課と綿密に打合せをしながら、建物配置や平面プランを作成します。施設に必要な機能を精査する上で、施設運営者へのヒアリングは欠かせません。実施設計では、建物細部の仕様を決め、工事発注するために必要な図面や内訳書を作成します。関係法令に基づいた届出の提出なども併せて行います。近年では、環境に配慮した建物設計として、ZEB(設計に工夫を施し、断熱性能や空調効率を向上させることで省エネルギーを実現し、且つ太陽光発電などによってエネルギーを創ることで、年間に消費するエネルギー量の削減を目指した建物)化の検討も行っています。
現場が着工すると、設計図書を基に、定められた工期までに工事を完了させます。施工業者と、工程遅延の有無や施工手順の確認といった、さまざまな情報を密に共有することで、円滑な現場進行を行います。学校改築などでは、同じ敷地内で学校運営をしながらの工事になるため、仮設計画や安全対策にはより注意する必要があります。
建物を竣工させるまでの一連の業務はどれも難しいですが、実際に出来上がった建物が運営されているのを見ると、大きなやりがいを感じます。
どんな職員になりたいですか?
杉並区における年代別の職員構成の現状は、中堅世代が少ない傾向にあります。若手職員が係長級をサポートできるように、先輩職員から技術を学び、活かしていくことが大切だと考えています。
また、新しく入庁してくる職員に学んだ技術を受け継いでいけるような職員になりたいです。
受験生へメッセージをお願いします
区役所における建築職の業務内容は、配属される部署によってさまざまです。それぞれの部署が、杉並区の課題を改善し、より良いまちにするために日々業務に励んでいます。
試験勉強に加えて、ぜひ杉並区が直面している課題についても考えてみて下さい。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
このページに関するお問い合わせ
総務部人事課人事係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
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