災害時の交通安全の確保
区内の交通安全確保に関する課題
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、区内でも塀などの倒壊により多数の道路障害物が発生し、除去などの対応が行われました。
一方、電車が運転を見合わせたため大勢の徒歩帰宅者が区内を通過し、区は本庁舎をはじめ公共施設を開放して支援を行いました。また、災害発生時に緊急車両を円滑に通行させるため、優先的に道路上の障害物除去を行うよう予め指定された道路(甲州街道、青梅街道、新青梅街道、五日市街道、井ノ頭通り、環状七号・八号線など)では大渋滞が発生しました。
大地震の発生に備える心構えが大切です
発生が予想されている首都直下型地震が起こった場合、杉並区では最大で震度6強の揺れが予想されており、東日本大震災を上回る建物被害、道路交通網の寸断や火災の発生が想定されます。
外出時に大地震が発生した場合は、火災に巻き込まれる等の事態も想定し、無理に帰宅しないことも大切です。また、緊急車両の通行確保や大渋滞回避のため、自動車の運転は控えてください。
停電により、信号機や街路灯が消灯することがあります。避難等でやむを得ず外出する場合は、懐中電灯の携行や反射材を身に着けるなどしてください。信号機が消えた交差点を通過する場合は、警察官の指示に従って通行してください。また、警察官がいない交差点では、周囲の状況をよく確認し、譲り合って通行するようにしましょう。
- 避難中に火の手が迫ることも考えられます。無理して帰宅しないことも大切です。
- 自動車で避難すると渋滞で身動きできなくなる恐れがあります。緊急車両も通れず救助救出活動にも支障が生じます。
- 停電が発生すると信号機や街路灯が消えてしまいます。通行は慎重に。譲り合いましょう。
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