高齢者の交通安全
高齢者の交通事故の特徴
令和5年中に東京都内で発生した交通事故による死者数136人のうち、高齢者(65歳以上)が47人と全体の34.6%を占めています。
このなかで、25人(53.2%)が歩行中に事故に遭っており、「横断禁止場所で横断した」「横断歩道外を横断した」「信号を無視した」など、歩行者側の違反により起きた事故もあります。
また、歩行中の事故の多くは、自宅から半径約500メートル以内で起きています。
通り慣れた道でも気を抜かず、安全確認を怠らないことが大切です。
こんな行為は危険です。
事故から身を守るためには
「自分は事故に遭うはずがない」「多分、車は来ないだろう」という油断が事故に繋がります。
「もしかしたら、事故に遭うかもしれない」「車がすぐ近くまで来ているかもしれない」と考え、常に安全確認を欠かさないようにしましょう。
交差点では
横断するときは
斜め横断、駐車車両の直前直後を横断する、横断禁止場所の横断、横断歩道外を横断する、信号無視は事故のもとです。
道路を横断するときは、必ず安全確認をしてから渡りましょう。
夜間
夜間に暗い色の服装で歩くと、運転者から見落とされやすい危険があります。
夜間は明るい色の服装や反射材を身に着けて、周りに存在をアピールしましょう。
運転免許証自主返納について
運転免許返納の手続きは、最寄りの警察署または、運転免許センターで行ってください。
高齢運転者標識(高齢運転者マーク)の表示について
加齢に伴い運転に必要な視力、聴力や運動機能などが衰えてきます。また、持病がある場合などは運転中に発作が起きる恐れもあります。
70歳以上の自動車運転者であることを示す高齢運転者標識(高齢運転者マーク)を車の前後に表示することにより、他の運転者に対し、高齢運転者であることを知らせて注意を促すとともに、高齢運転者自身にも車の保護意識を高める効果が期待されます。
このため、区では70歳以上の方へ標識の表示を推奨しています。
このページに関するお問い合わせ
都市整備部管理課交通企画係
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