高齢者の交通安全
高齢者の交通事故の特徴
令和3年に都内で交通事故により死亡したのは133人。このうち、高齢者(65歳以上)は58人(43.6%)です。
このなかで、40人(69.0%)が歩行中に事故に遭っており、「横断禁止場所で横断した」「横断歩道外を横断した」「信号を無視した」など、歩行者側の違反により起きた事故もあります。
また、歩行中の事故の多くは、自宅から半径約500メートル以内で起きています。
通り慣れた道でも気を抜かず、安全確認を怠らないことが大切です。
こんな行為は危険です。



事故から身を守るためには
いつもの通り慣れた道路であっても、常に安全確認を怠らない気持ちを持つことが事故防止に繋がります。
「自分は事故に遭うはずがない」「多分、車は来ないだろう」という油断が事故に繋がります。
「もしかしたら、事故に遭うかもしれない」「車がすぐ近くまで来ているかもしれない」と考え、常に安全確認を欠かさないようにしましょう。
交差点では

左右の確認をせずに交差点に
入ると危険です。

交差点の手前で必ず右・左・後方の
状況確認をしましょう。
横断するときは

斜め横断、駐車車両の直前直後横断、
横断禁止場所横断、横断歩道外横断、
信号無視は事故のもとです。

道路を横断する時は、必ず安全確認を
してから渡りましょう。
夜間

夜間に暗い色の服装で歩くと、
運転者から見落とされやすい危険があります。

夜間は明るい色の服装や反射材を
身に着けて、周りに存在をアピールしましょう。
高齢者交通安全教室を開催しています
区は警察と協力して、ゆうゆう館などの高齢者施設で、交通安全教室を開催しています。基本的な交通ルール・マナーや、夜間の交通事故防止に有効な反射材の効果などについて説明しています。
参加していただいた方には交通安全グッズを差し上げています。随時、交通安全教室の開催のお申し込みを受け付けています。
開催申込書に必要事項をご記入のうえ、杉並土木事務所交通安全係(ファクス:03-3316-9932)あてにご送付ください。日程調整をしたうえで連絡させていただきます。グループで集まる機会などに、ぜひご利用ください。


運転免許証自主返納について
運転免許返納の手続きは、最寄りの警察署または、運転免許センターで行ってください。
高齢運転者標識(高齢運転者マーク)の表示について
加齢に伴い運転に必要な視力、聴力や運動機能などが衰えてきます。また、持病がある場合などは運転中に発作が起きる恐れもあります。
70歳以上の自動車運転者であることを示す高齢運転者標識(高齢運転者マーク)を車の前後に表示することにより、他の運転者に対し、高齢運転者であることを知らせて注意を促すとともに、高齢運転者自身にも車の保護意識を高める効果が期待されます。
このため、区では70歳以上の方へ標識の表示を推奨しています。


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このページに関するお問い合わせ
都市整備部杉並土木事務所交通安全係
〒166-0015 東京都杉並区成田東3丁目17番30号
電話:03-3315-4178(直通) ファクス:03-3316-9932