「すぎなみの道づくり(道路整備方針)」
体系的な道路網の整備を計画的に行うための方針を策定しました
区内の都市計画道路について昭和56年から計画を更新しながら事業を進めてきました。また、幅員4メートル未満の狭あい道路については、平成元年に杉並区狭あい道路拡幅整備条例を制定し、拡幅整備を進めてきました。しかし、区内の都市計画道路の整備率は約5 割、狭あい道路の整備率は約3割にとどまり、依然として区内の道路基盤はぜい弱な状態にあります。
このため、体系的な道路網の整備を計画的に行うために都市計画道路と生活道路を一体とした「すぎなみの道づくり(道路整備方針)」(以下、道路整備方針)を策定しました。なお、この道路整備方針は、対象期間を平成29年度~37年度までの9箇年としました。
狭あい道路:建築基準法第42条第2項の規定による道路
道路整備方針の考え方
道路に関するさまざまな課題を解消するため、今後の道づくりの方向性として、防災性、安全性、円滑性、利便性、住環境の5項目を設定しました。また、この5項目のうち、これまで頂いた区民等からの意見を参考に、防災性、安全性を重点化する項目としました。
防災性 |
災害に強く安全で安心して暮らせる道路の整備 |
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安全性 |
歩行者と自転車が安全で快適に利用できる道路の整備 |
円滑性 |
円滑に走行できる道路の整備 |
利便性 |
駅や公共施設につながる道路の整備 |
住環境 |
住環境を向上させる道路の整備 |
今後の道路整備
「将来の道路網」の実現に向けて、道路を効率的に整備するために優先的に整備する路線を設定し、選択と集中により道路整備を進めていきます。
都市計画道路
都市計画道路の整備は、「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」(平成28年3月30日)で平成28年度から平成37年度までに優先的に整備すべき路線として位置づけられた優先整備路線について整備を着実に進めていきます。
主要生活道路
防災性、安全性を向上させるため道路拡幅を行う必要性が高い道路を優先整備路線として選定しました。また、現状の道路幅員において早期に安全対策を行う必要性が高い道路を安全対策路線として選定しました。これらの路線については、本方針の計画期間内に事業実施を目指します。
主要区画道路
主要区画道路の整備は、関連する基盤整備事業を契機に、その機会を捉えて整備を進めていきます。
区画道路(狭あい道路の拡幅整備)
平成28年7月に改正した狭あい道路の拡幅に関する条例に基づき、狭あい道路の拡幅整備を推進していきます。
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このページに関するお問い合わせ
都市整備部土木計画課施設整備グループ生活道路担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-3316-2470