水害予防住宅 高床化工事の助成

 

ページ番号1005071  更新日 令和5年4月18日 印刷 

台風や集中豪雨などにより、河川の氾濫や地盤の低い地域での床上浸水などの被害が発生するおそれのある地域の方に、家屋の浸水被害の防止または軽減を図るため、住宅などを高床にする工事費用の一部を助成します。
計画の段階でご相談ください。

助成対象地域

わが家の水害ハザードマップ(平成31年4月作成)による、浸水した場合に想定される浸水の目安が0.5メートル以上の箇所を含む街区。

助成対象者

助成対象地域内において、住宅など(住宅、店舗、事務所およびその他居室を有する用途のもの。ただし、仮設建築物を除く)の高床化工事を行う建築主。

助成対象となる高床化工事基準

  1. 高床の高さは、敷地面から床面まで0.75メートル以上とする。
  2. 床下空間は、0.5メートル以上確保する。
  3. 新築の場合の高床構造はスラブ型式とする。
  4. 床下部分は、コンクリート構造などの浸水に耐える構造かつ通水が容易であること。
  5. 高床の基礎構造部に設ける通水口は、幅50センチメートル以上、高さ25センチメートル以上とする。
  6. 通水口の開口部は、外周基礎にかかる開口部総延長が、外周基礎延長の10パーセント以上とする。
  7. 床下部分の通水口は、2または3方向以上確保すること。
  8. 建築基準法その他関係法令に適合するものであること。

助成金の額

新築、増改築の場合

住宅などの高床化工事にかかわる高床部分の床面積に、標準工事費単価を乗じた額の2分の1(千円未満は切り捨て)とし、200万円を限度とする。

標準工事費単価(1平方メートル)

  • 木造
    77,000円
  • 鉄骨造
    64,000円
  • 鉄筋コンクリート造
    40,000円

揚家の場合

揚家による高床化工事に要した費用の2分の1〈千円未満は切り捨て)とし、200万円を限度とする。

手続きの手順と必要書類

1 事前相談

計画の段階で事前にご相談ください。

2 認定申請

申請書に、

  1. 工事計画図(案内図、配置図、各階平面図、立面図(4面)、基礎伏図、矩計図)
  2. 登記事項証明書(土地と建物)
  3. 承諾書(土地の所有者が申請者と異なる場合)
  4. 住民票または法人登記事項証明書
  5. 住民税納税証明書または法人事業税納税証明書
  6. 見積書(揚家の場合)
  7. 建築確認済証の写し
  8. 建築確認申請書の写しと設計図書の写し

を添付して申請して下さい。
書類を審査し、認定した場合は認定通知書を送付します。

3 工事着手

区より認定通知書が届きましたら、工事を始めて下さい。(工事写真を撮影して下さい。)

4 工事完了

工事終了後、完了届を提出してください。(完了届に工事写真と竣工図を添付してください。)

5 工事検査

申請者、施工業者の立会いのもと、現地で検査を行います。
検査に合格した場合は、合格通知書を送付します。

6 交付申請

区より合格通知書が届きましたら、助成金交付申請書を提出してください。(交付申請書に検査済証の写しを添付してください。揚家の場合には高床化工事の領収書の写しも添付してください。)
書類を審査し、決定した場合は交付決定通知書を送付します。

7 請求

区より交付決定通知書が届きましたら、請求書と口座振替依頼書を提出してください。
助成金が指定口座に振り込まれます。

高床化工事助成のご案内のリーフレットは下記をご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

都市整備部土木計画課土木調整グループ
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-3316-2470