ご覧のページは、平成28年度の取り組み内容です。
保育需要の高まりに対応するため、「杉並区実行計画」「杉並区区立施設再編整備計画(第一期)・第一次実施プラン」に、保育施設を29年度から31年度までの3年間で合計3,000名規模で整備する計画を盛り込みました。
計画の改訂にあたり、皆さんからいただいた主な意見、それに対する区の考え方は、こちらをご覧ください。
今後も、保育需要は高まります
就学前児童人口の増加や就労する女性の増加を受け、保育需要が高まる中、待機児童ゼロを達成していくためには、大規模な施設整備を継続していく必要があります。
区立施設の再編整備で生み出された施設・用地のほか、国や東京都の公有財産の有効活用、国家戦略特区制度の活用や保育事業者が自ら土地・建物を確保して開設を提案する手法など、さまざまな方法で区民ニーズの高い認可保育所を核とした保育施設を整備します。
就学前児童人口の増加
区内の就学前児童人口は増加傾向にあります。
23年 2万1,698人 → 28年 2万4,654人
5年間で2,956人増
働く女性の増加
都の調査によると、特に20歳代後半から30歳代前半の就労する女性が増加しています。
21年平均69.9% → 27年平均75.8%
6年間で5.9ポイント上昇
計画改定案の内容
(1)区立施設を活用した整備
活用する区立施設 |
開設予定 | 活用の方法 |
---|---|---|
和田中学校 | 30年度 | 敷地の一部を分割し、整備 |
下高永福会議室 | 31年度 | 会議室の廃止後、既存建物を解体し、整備 |
杉並保育園(移転改築後の既存建物) | 31年度 | 現施設を移転改築した後、既存建物を大規模リォームして活用 |
旧若杉小学校 | 31年度 | すでに活用している既存西校舎に旧若杉小学校加え、北校舎を活用して整備 |
旧永福南小学校 | 31年度 | 校舎東側を解体・撤去の上、敷地旧永福南小学校の一部を分割し、整備 |
阿佐谷北保育園(移転改築後の既存建物) | 32年度 | 現施設を移転改築した後、既存建物を大規模リフォームして活用 |
清沓中通会議室 | 32年度 | 会議室の廃止後、既存建物を活用清沓中通会議室して整備 |
成田西子供園(移転改築後の既存建物) | 32年度 | 現施設を移転改築した後、既存建物を大規模リフォームして活用 |
(2)国有地を活用した整備
用地 | 開設予定 | 活用の方法 |
---|---|---|
下井草一丁目用地 | 30年度 | 阿佐谷北保育園の移転改築に活用 |
高円寺北一丁目用地 | 30年度 | 区が定期借地権を取得し、用地を民間事業者に貸し出し |
梅里二丁目用地 | 30年度 | 馬橋保育園改築中の仮設園舎として活用。その後、杉並保育園の移転先とする |
高井戸東四丁目用地 | 30年度 | 区が定期借地権を取得し、用地を民間事業者に貸し出し(認知症高齢者グループホームと併設) |
(3)国家戦略特区の活用による都市公園への整備
候補地:和田堀公園(都立)
国家戦略特区とは…
国家戦略特別区域法に基づき、一定の基準を満たす場合、都市公園の管理者が公園内での保育施設運営を許可できること。
(4)保育事業者からの開設提案等
保育事業者が自ら土地・建物を確保して、保育所の開設を提案する。
(1)~(4)の取り組みによる29~31年度の認可保育所整備計画数
整備年度 | 新設私立園数 | 定員数 |
---|---|---|
29年度整備(30年度開設) | 11園 | 1,000名規模 |
30年度整備(31年度開設) | 12園 | 1,000名規模 |
31年度整備(32年度開設) | 11園 | 1,000名規模 |
3カ年合計 | 34園 | 3,000名規模 |
改定案をご覧になり、ご意見をお寄せください
「杉並区実行計画」「杉並区区立施設再編整備計画(第一期)・第一次実施プラン」の改定案の詳細は、リンク先からご覧ください。(締め切りは9月30日です。)
このページに関するお問い合わせ
待機児童解消緊急対策本部(子ども家庭部保育課)
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)