荻外荘イベントバナー

 

ページ番号1095581  更新日 令和6年10月1日 印刷 


荻窪駅南側の住宅街にある「荻外荘(てきがいそう)」は、日本を代表する建築家 伊東忠太(いとう・ちゅうた)が手掛けた現存する数少ない邸宅建築であると同時に、戦前、内閣総理大臣を3度務めた政治家 近衞文麿(このえ・ふみまろ)が、昭和12年(1937年)の第一次内閣期から昭和20年(1945年)12月の自決に至る期間を過ごし、首相官邸さながらの役割を果たした場所です。「荻外荘」は、「荻窪会談」をはじめ、昭和戦前期の政治の転換点となる重要な会談が数多く行われた場所として、平成28年(2016年)に国の史跡に指定されました。

近衞文麿亡き後、この家で暮らしていた次男 通隆(みちたか)氏の平成24年(2012年)の逝去により、失われる可能性もあった「荻外荘」は、地域の声をきっかけに、保存活用の道を歩むこととなりました。その後、約10年に渡る「荻外荘」の復原整備は、令和6年(2024年)12月、荻外荘公園開園という形でいよいよ実を結びます。これを、区民の皆さん、これまで支援していただいた皆さんと共に祝うため、各種イベントを開催します。


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