2歳の頃
アドバイス
歩き方がしっかりしてきて、走ったり、とんだり、登ったりと活発に動き回るようになります。同年齢の子どもに関心を持ち、一緒にいることを喜ぶ時期なので、子どもと関われるところへ連れていきましょう。
ことばをたくさん覚え、会話ができるようになり、自分の意志をほかの人に伝えられるようになります。
食事や着替えなど、自分ひとりでしたがるようになります。
うまくできずに泣いて怒ることも多いのですが、少しずつほめながらできることを増やしていきましょう。
こわいことや新しい体験に出会って保護者の方を求めてきたときには抱っこなどして優しく受け入れてあげましょう。
「がまん」ができること
1歳半頃には、「イヤ」と言ったら「イヤ」。
欲求がかなわなければ、泣いたりぐずったり。
「がまんする」とは、自分の欲求や感情をコントロールすること。
でもまだ、小さい子どもにはとても難しいことです。
困難に耐える経験もあまりありませんし、そんなに上手に感情をコントロールすることはできません。
保護者の方は「○○したかったのね。」など、気持ちをしっかり受け止めてあげましょう。
欲求がかなわなくても、わかってもらえれば落ち着いてきます。
がまんができたら、「よくがまんできたね。えらいね。」と子どものがまんをねぎらってあげましょう。
保護者の方の励ましがいちばんのごほうび。
待たせたあとはゆっくり話を聞いてあげましょう。
甘えたい気持ちも満足させてあげてください。少しずつ、「がまん」ができるようになります。
トイレトレーニング
以下のことが、トイレトレーニングのスタートのめやすになります。
- ひとり歩きがしっかりとできること
- 大人の言うことがある程度理解できて簡単な受け答えができること
- おしっこの間隔があいていること
個人差はありますが、徐々に、おしっこが出るとサインを出してくる時期です。
トイレトレーニング中は、決して叱らないこと、うまくできたらほめることが大切です。できるようになるには時間がかかるものです。
トイレトレーニングは一進一退。一歩進んで二歩下がるようなこともしばしばです。
いったんうまくいったからといっても、そのまま一気におむつがとれるとは思わず、あくまでも子どものペースに任せてゆったりと進めましょう。
歯
2歳から3歳までに乳歯が上下合わせて20本生えそろいます。夜寝る前の仕上げみがきを習慣にし、おやつは食べる時間や量を決めましょう。むし歯予防のためには定期的な歯科健診が大切です。保健センターや歯科医院で定期健診を受けましょう。
リーフレット「2歳のお子さんを育てている保護者の方へ」
リーフレット「2歳のお子さんを育てている保護者の方へ 発達の特徴と接し方のヒント」は、2歳児の育児について、子どもの特徴や関わり方の一例を示し、子育てに役立てていただけるように作成しました。
相談
乳幼児の保育、子育ての悩みなどはありませんか?
保健センターでは電話や訪問、来所による相談を随時受けつけています。お気軽にご相談ください。
皮膚のトラブルなど、お子さんのことで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
PDFファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
子ども家庭部地域子育て支援課母子保健係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0686