特色ある公園
区内にはさまざまな特色のある区立公園があります。その中からいくつかを紹介します。
大田黒公園
昭和時代に活躍した音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡地につくられた公園で、区立公園としては唯一の日本庭園です。
園内には、茶室のほか、大田黒氏の仕事場であった建物が記念館として保存されています。
記念館は昭和8年に建てられたもので、当時としては珍しい西洋風の建築物です。建物の中には大田黒氏愛用のピアノや蓄音機などが展示されています。
毎年、紅葉の時期に園地のライトアップを行ない、多くの方が訪れています。
杉並児童交通公園
子供達が遊びながら交通ルールを学び、交通道徳を高めるために開園しました。
園内には信号機や踏切警報機、道路標識が備わった1.1キロの自転車道があり、都立善福寺川緑地内にある1.3キロのサイクリングロードに続いています。この周遊道路を気軽に楽しめるよう、自転車や足踏み式ゴーカートを貸し出ししています。
また、小学校・中学校・幼稚園・保育園・社会教育団体が交通安全教育を行うための部屋もお貸ししています。
その他園内に蒸気機関車D51を展示しています。
塚山公園
この公園がある地域には、旧石器時代から縄文時代中期にかけての集落の遺跡である下高井戸塚山遺跡があります。これらの遺跡や自然環境を守るため、塚山公園が整備されました。園地には、発掘調査をもとに復元した竪穴式住居があります。
管理事務所内には、みどりの相談所があります。専門相談員が、花や木の名前、育て方、剪定の方法などについて相談に応じています。ここには図書コーナーもあり、植物・園芸に関する図書を閲覧できます。
そして、園内には緑化の普及啓発を目的とした緑化モデル園があります。ここには、生垣をつくる時の参考になるよう、13種類の生垣用の樹木を植えています。その他にバラコーナーや花壇もあります。
柏の宮公園
戦前までは区内で普通に見られたのに、今では数が非常に減った生き物がいます。柏の宮公園の園内にはプールを改修してつくった水生生物の池があり、杉並や東京で従来良くみられた生き物が棲んでいます。
ここにはメダカやモツゴ(クチボソ)、ヌマチチブなどの魚類、スジエビやヌマエビなどのエビ類や、イトトンボ類やアカトンボ類のヤゴがいます。これらの生き物の一部は公園管理事務所の3階でも展示しています。池の周囲の草むらでは区内で珍しくなったバッタやコオロギ類も生息しています。
井草森公園
園地の北側に区立公園で一番大きな花壇があり、春はナノハナ、秋はキバナコスモスが咲き乱れます。
種まきは、近隣の幼稚園・保育園のお子さんたちにも協力してもらっています。
お問い合わせ先
- 大田黒公園管理事務所
電話:03-3398-5814(代表)
ファクス:03-6279-9202 - 杉並児童交通公園管理事務所
電話:03-3315-4564(代表)
ファクス:03-3315-4564 - 塚山公園管理事務所
電話:03-3302-8989(代表)
ファクス:03-3302-8989 - 柏の宮公園管理事務所
電話:03-3329-5686(代表)
ファクス:03-3329-5686 - 井草森公園管理事務所
電話:03-5310-4515(代表)
ファクス:03-5310-4515
このページに関するお問い合わせ
都市整備部みどり公園課
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0697