感震ブレーカー設置支援事業

 

ページ番号1060194  更新日 令和6年6月4日 印刷 

震災時の電気火災、通電火災を予防するため、杉並区では、簡易型感震ブレーカーの設置助成を行います。

能登半島地震を受けて現在、多くの方から申請をいただいているため、設置・完了まで3~4カ月程度時間を要しています。

地震による電気火災を防ぎましょう

大規模地震時に発生した火災の6割以上が電気火災

火災の原因が電気関係の割合は、阪神淡路大震災で61%、東日本大震災で65%。このことを示す円グラフ
いずれも出火原因が確認されたもの。
「『大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会』報告書について(概要)」より作成。

感震ブレーカーとは

感震ブレーカーのイラスト

震度5強以上の揺れを感知すると自動的にブレーカーを落として、電気を止める装置です。作動震度は強弱2段階切替【震度5強、震度6弱】が可能です。

地震が引き起こす電気火災とは

地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧した際に発生する火災のことです。

杉並区感震ブレーカー設置支援事業

事業内容

区内に居住または区内に家屋を保有している方(1.一般対象者)および、災害時に地域の助けを必要とする方がいる世帯(2.特例対象者)に対し、感震ブレーカーの設置を支援します。

感震ブレーカーの購入にかかる費用は杉並区が負担します。

集合住宅の場合、所有者又は管理者が、承諾書を世帯分まとめて1枚で提出することができます。様式:承諾書 第2号の2(集合住宅用)

申請および審査後、協定を締結している小規模建設事業団体連絡会の事業者が訪問し、簡易型感震ブレーカーを分電盤に設置します。

(注意)申請は一世帯につき1回です。また、器具のみのお渡しは致しません。

1.一般対象者:有料(器具購入費は区が負担・設置費用2,000円)

区内に居住または家屋を有する方は設置費用一律2,000円で設置していただけます。

2.特例対象者:無料(器具購入費+設置費用を区が負担)

杉並区内に居住する方で下記 a~e のいずれかに該当する方は簡易型感震ブレーカーの設置費用一律2,000円も区で負担いたします。

  1. 65歳以上のみの世帯
  2. 「身体障害者手帳」「愛の手帳」「精神障害者保健福祉手帳」をお持ちの方がいる世帯
  3. 「難病患者福祉手当」を受けている方がいる世帯
  4. 地域のたすけあいネットワーク「地域の手」登録者のいる世帯
  5. 火災危険度ランク5及び4に該当する地域の世帯
地域別火災危険度ランク
火災危険度ランク 地域
ランク5 高円寺北3丁目
ランク4 阿佐谷北2丁目及び3丁目、阿佐谷南1丁目、天沼1丁目及び2丁目、和泉1丁目、梅里2丁目、高円寺北1丁目、高円寺南3丁目、下高井戸4丁目、松庵3丁目、成田東1丁目、3丁目及び5丁目、西荻北4丁目、西荻南2丁目、方南1丁目、本天沼1丁目及び2丁目、松ノ木3丁目

感震ブレーカー設置支援事業以外での器具取り扱いについて

下記リンク先(防災用品のあっせん・防災用ビデオ等の貸出・地震体験 )から、「杉並区防災用品あっせんのご案内」をご覧ください。
(ご案内チラシは、区役所・区民事務所・地域区民センター・図書館などで配布しています。)

ご注意ください
ご家庭のブレーカーの状況によっては設置できない場合がございます。必ずチラシをご確認いただき、ご不明な点がございましたら防災課までお問い合わせください。
なお、詳細はチラシ(区役所防災課、区民事務所、地域区民センター、図書館などで配布)や区のホームページをご覧ください。

申請方法

【提出書類】

  1. 「杉並区感震ブレーカー設置支援事業申請書」
    (申請書は区役所防災課窓口(西棟6階)、区民事務所、地域区民センター、図書館でも配布しています。)
  1. 「感震ブレーカー設置チェックシート」
  1. 杉並区感震ブレーカー設置支援承諾書」(アパートや借家などの民間賃貸住宅、公共住宅など賃貸住宅の場合のみ)
    (承諾書は家主や住宅管理者などに作成してもらいます。)
  1. 集合住宅用「杉並区感震ブレーカー設置支援承諾書(集合住宅用)」
    集合住宅の場合、所有者は以下の承諾書を使って1枚で提出することができます。その場合、「3.杉並区感震ブレーカー設置支援承諾書」の提出は不要です。
  1. (特例対象者の場合)特例対象者であることが確認できる身分証明書(保険証・免許証・その他の手帳など)
    【注意】
    • 「65歳以上の世帯」の場合のみ、世帯全員分の身分証明書の提示をお願いします(コピー可)。
    • 「地域の手」登録者及び、火災危険度が5及び4の地域の方は身分証明書の提出は不要です。

【提出方法】
区役所西棟6階の防災課へ、郵送、または持参してください。
提出先
杉並区役所 危機管理室防災課 〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

利用の流れ

  1. 申請
    申請書等を防災課に提出してください。
  2. 書類確認および結果通知
    書類の内容を確認します。設置支援の要件を満たせば、申請月の翌月中旬ごろ、申請者に郵送で「承認通知書」を送付します。
  3. 杉並区小規模建設事業団体連絡会(区の協定先)による調査および設置工事
    • 設置業者が電話で訪問調査および設置工事の日程調整の連絡をいたします。
    • 設置工事には必ず申請者等が立ち会ってください。
    • おおむね「承認通知書」がお手元に届いてから1カ月程度で設置を完了いたします。

能登半島地震を受けて現在、多くの方から申請をいただいているため、設置・完了まで3~4カ月程度時間を要しています。

  1. 設置料金のお支払い及び設置の完了
    工事の完了を確認し、一般対象者の方は設置料金2,000円(税込)をその場で設置業者へお支払いください。

杉並区感震ブレーカー設置支援事業チラシ

詳しくは次のチラシをご覧ください。

すぎなみニュース平成29年度6号 (YouTube 杉並区公式チャンネル)でも紹介されました

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このページに関するお問い合わせ

危機管理室防災課
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-3312-9402