外来植物「アメリカオニアザミ」にご注意ください
区内で、アメリカオニアザミ(別名:セイヨウオニアザミ)という外来植物の生育が確認されています。アメリカオニアザミは、7月~10月に薄い赤紫色の花をさかせる「生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種(生態系被害防止外来種)」です。繁殖力が強く、在来の植物の生育場所を奪うなどの影響を与える可能性があります。なお、葉や茎に堅く鋭いトゲをもち、手に刺さりますので、注意が必要です。
生態系被害防止外来種とは
生態系や人、農林水産業に悪い影響を及ぼすおそれのある生物として、環境省・農林水産省に指定された生物です。
特徴
開花時期は、7月から9月ころに薄紫色の花をつけ、高さ50~100センチメートルほどに大きく成長します。茎は直立で枝分かれして、全体に短い綿毛や堅く鋭いトゲを持ちます。
駆除の方法と注意点
自宅の庭や自己所有の敷地等に生育した場合は、駆除のご協力をお願いします。
- 堅く鋭いトゲがあるため、怪我をする可能性がありますので、厚手のゴム手袋等をつけて作業してください。
- 草刈り鎌などで刈るか、スコップ等を使用して根周辺の土ごと根ごと掘り上げてください。多年草であるため、駆除を行っても株や根が残っていれば再生してしまう可能性があります。花が咲く前の駆除が効果的です。
- 花が咲いた後に駆除する時は、種子が飛散する場合がありますので、駆除後はその場に放置せずに、ごみ袋に入れ可燃ごみとして処分してください。
- 新聞紙などでくるむ袋に「トゲ注意」の表示をするなど、危険を知らせるご配慮をお願いします。
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