杉並区のジェンダー平等を推進するために、私たちと一緒に働いてくれる職員を募集します(令和5年12月1日)
私は、2022年に杉並区で初めての女性区長となりました。そして、杉並区議会は、2023年4月の統一地方選挙を経て、議員の半数が女性となる、いわゆる「パリテ議会」となりました。
一方、杉並区では、男女共同参画行動計画を2022年に改定し、その中で「区内事業所の管理職に占める女性の割合」を令和12年度までに30%に達成することを目標にしておりますが、区内事業所では25.4%(令和3年度調査)、区役所においては20.2%(令和5年4月現在)に留まっています。区民や事業所を含め、杉並区全体でジェンダー平等を、スピード感をもって進めるためには、区内最大の事業所である区役所のリーダーシップが必要不可欠です。
また、誰もが自らを肯定し、希望を持って生きていけるよう「性の多様性が尊重される地域社会を実現するための取組の推進に関する条例」を2023年4月に施行するとともに、パートナーシップ関係にある性的少数者の区民が安心して暮らしていけるように、パートナーシップ制度をスタートさせました。性的少数者を含めて、すべての人の多様性が尊重される社会の実現のために、地域社会の中で区民の相互理解を進めながら、今後も、条例や制度を区民とともに育てていくことを目指しています。
このジェンダー平等の実現と性の多様性の尊重の考え方の土台にあるのは人権であり、その取組を一層強化したいという思いで、この度、外部から私たちと共に働いてくれる職員を募集することにしました。自治体、企業、研究機関、NPOなどの組織や様々な協働の取組を通じて得られた専門性、識見、幅広い視野に基づくリーダーシップを杉並区で発揮していただきたいと思っています。そして職員とのチームワークを構築し、職員の育成にも力を発揮してくださることを期待しています。
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