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更新日 : 2026年4月1日
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防ワクチンと子宮頸がん
目次
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平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性の方へ 接種期間を延長していましたHPVワクチンの公費での接種は、令和8年3月31日で終了しました。 |
HPVワクチンの効果
- 令和8年4月から、定期接種で使用するワクチンは9価のみとなりました。
- 2価又は4価で接種を開始した方は、医師と相談のうえ、残りの接種を9価に変更することができます。
HPVには多くのタイプがあり、子宮頸がんの原因の50%~70%はHPV16、18型による感染です。シルガード9は、HPV16、18型に31、33、45、52、58型を加え、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
また、HPV未感染者を対象とした海外の報告では、感染及び前がん病変の予防効果に関して、ワクチンの高い有効性が示されており、初回性交渉前の年齢層に接種することが、各国で推奨されてます。
公費で受けられるHPVワクチンの接種により、感染予防効果を示す抗体は少なくとも12年維持される可能性があることが、これまでの研究でわかっています(注1)。
注1:ワクチンの誕生(2006年)以降、期待される効果について研究が続けられています。
海外や日本で行われた疫学調査(集団を対象として病気の発生などを調べる調査)では、HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。
また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることもわかってきています。HPVワクチンの接種を1万人が受けると、受けなければ子宮頸がんになっていた約70人(注2)ががんにならなくてすみ、約20人(注3)の命が助かる、と試算されています。
注2:59人~86人
注3:14人~21人
HPVワクチンのリスク
HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)(注1)が起こることがあります。
| 発生頻度 | 9価ワクチン(シルガード9) |
|---|---|
| 50%以上 | 疼痛 |
| 10~50%未満 | 腫脹、紅斑、頭痛 |
| 1~10%未満 | 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感、発熱、疲労、内出血など |
| 1%未満 | 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、倦怠感、硬結など |
| 頻度不明 | 感覚鈍麻、失神、四肢痛など |
- 疼痛、腫脹、紅斑、そう痒感、内出血、出血、血種、硬結は、接種した部位の症状
- シルガード9添付文書(第1版)より改編
因果関係があるかどうかわからないものや、接種後短期間で回復した症状をふくめて、HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたりシルガード9では約3人です(注2)。このうち、報告した医師や企業が重篤(注3)と判断した人は、接種1万人あたりシルガード9では約2人です(注2)。
- 注1:重いアレルギー症状:呼吸困難やじんましん等(アナフィラキシー)、神経系の症状:手足の力が入りにくい(ギラン・バレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識低下(急性散在性脳脊髄炎(ADEM))等
- 注2:HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があった数(副反応疑い報告制度における報告数)は、企業からの報告では販売開始から、医療機関からの報告では平成22(2010)年11月26日から、令和6(2024)年9月末時点までの報告の合計。出荷数量より推計した接種者数(シルガード9は177.2万人)を分母として1万人あたりの頻度を算出。
- 注3:重篤な症状には、入院相当以上の症状などがふくまれていますが、報告した医師や企業の判断によるため、必ずしも重篤でないものも重篤として報告されることがあります。
(注)「HPVワクチンの効果」と「HPVワクチンのリスク」については、厚生労働省のリーフレット「小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」から抜粋したものです。もっと詳しくお知りになりたい方は、以下リンク「HPVワクチンに関する情報提供資材(厚生労働省ホームページ)」に掲載されておりますリーフレット「小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」でご確認ください。
定期接種期間の方
定期接種期間(小学6年生から高校1年生相当の女子)の方は、以下リンク「定期予防接種の種類」のページの「HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症」をご覧ください。
予診票は新中学1年生相当の前年度末に郵送します。
定期予防接種を受けられる医療機関
杉並区の予診票は、東京23区・三鷹市・武蔵野市の契約医療機関で使用できます。
杉並区内の予防接種契約医療機関一覧は以下のリンクからご確認ください。
医療従事者の皆様へ(HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き)
公益財団法人日本医師会および日本医学会から「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」が発行されています(平成27年8月)。
この手引きは、日本医師会・日本医学会が、HPVワクチン接種後に生じたさまざまな症状により適切な医療を求めている患者およびその保護者に対する支援体制の充実のために、現場で対応にあたる地域の医療機関や都道府県ごとに選定した協力医療機関の医師等を対象に作成されたものです。
診療にあたっての基本的な姿勢や対応等が中心に示されておりますので、日々の診療にあたり患者様の状況に応じて適宜ご参照ください。
手引き
(日本医師会・日本医学会)「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」(PDF:822KB)
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