学校運営協議会・学校支援本部 大嶋 正人さん
学校運営に関わり始めたきっかけは何ですか?
私と息子2人は方南小学校の出身で、子どもたちのサッカーサークルに長く関わる中で、方南小に学校支援本部が立ち上がるときに、当時の校長先生に声をかけてもらい参加することになりました。
支援本部の基盤ができた頃に、学校運営協議会からも要請があり、委員として参画しています。
学校運営にかかわる中での「やりがい」や「うれしさ」
子どもたちから「団長」と声をかけてもらうことです。元々はサッカーサークルのマネージメントをしていたことから、子どもたちに「団長」と呼ばれていました。学校支援本部として活動するようになってからも、「僕はみんなの応援団長だから団長と呼んでいいよ!」と子どもたちに声をかけています。街中を歩いていて、子どもたちに後ろから「団長」と呼ばれるとうれしいですし、気持ちも引き締まります。
学校現場における今の課題をどう捉えていますか?
課題はその時々で変化してきましたが、ここ数年の大きな課題の一つは、やはり新型コロナの対応。密を避けながら子どもたちとの関係をどう築いていくのか、先生も私たちも悩みつつ、新たなインベントを開催するなどいろいろと挑戦してきました。
また、学校での働き方改革が推進され、先生の負担を減らすために、学校だけでは対応が難しいことに地域の力を生かしていくことも一層必要とされています。
子どもたちと向き合う中で大切にしていること
子どもたちは、何かを褒められることで自己肯定感を育てていきます。一人一人が、その子ならではの得意なことや頑張れることで誰かに認められる。そんな場をたくさんつくっていきたいし、そういった細やかな対応は地域の立場だからこそできると思うのです。
支援本部創設当時の小学生が大人になり、一緒に学校をサポートしてくれるようになっています。サポーターを経て教員になった子もいて、支援が循環されるようになってきたことがとてもうれしいです。
今後の学校運営への支援について
支援を持続していくためには、多くの人の力が必要です。ですから、今まで以上に地域の人が学校に参加しやすい環境づくりに取り組んでいきたいです。
地域の子どものため、学校のために何か力になりたいと考えている人は、ぜひ学校の「応援団」として学校運営に参加してみてください。
学校運営協議会とは?
学校運営の基本方針の承認や、運営に必要な支援について話し合う合議制の機関です。保護者や地域住民、学識経験者などさまざまな方が参画しています。
学校支援本部とは?
地域の人たちと一緒になって学校の教育活動などを支援するために設置された、地域と学校をつなぐ組織です。
学校の運営を支える地域の人の様子
学校と地域が連携・協働し、子どもの学びを支える様子をご覧ください。
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