杉並区耐震改修促進計画

区は、区民の生命と財産を守るため、安全で災害に強いまちを目指し、平成20年に「杉並区耐震改修促進計画」を策定し、区内建築物の耐震化を着実に進めてきました。

耐震改修促進法や東京都耐震改修促進計画が改められたこと、また近年頻発している大規模地震や区内建築物の耐震化の進捗状況などの区を取り巻く環境の変化を踏まえ、耐震化の更なる促進を目的として、令和4年3月に計画を改定しました。

• 杉並区耐震改修促進計画 （PDF 3.8MB）

令和5年3月に東京都耐震改修促進計画が改定され、一般緊急輸送道路が一部指定変更されました。
これに伴い、杉並区耐震改修促進計画においても、一般緊急輸送道路沿道建築物の耐震化の現状について改めて調査を行ったので、その結果を公表します。

• 杉並区耐震改修促進計画（追補版）令和6年6月 （PDF 1.6MB）

杉並区住宅耐震化緊急促進アクションプログラム

杉並区耐震改修促進計画の目標達成に向け、住宅の耐震化を促進するため、建物所有者に耐震化の重要性を啓発し、理解を深めてもらうことを目的に「杉並区住宅耐震化緊急促進アクションプログラム」を策定しました。

令和4年度～令和7年度は、区内を4地域に分け、各年度1地域について、昭和56年5月以前（旧耐震基準）及び昭和56年6月から平成12年5月（新耐震基準）に建築された木造住宅を対象とする耐震診断、耐震改修助成制度等に関するご案内資料のポスティングを行っています。また、資料内容の詳しい説明、問い合わせには戸別訪問により説明します。

• 杉並区住宅耐震化緊急促進アクションプログラム （PDF 160.7KB）

令和5年度の実績

戸別訪問（ポスティング含む）	17,817件
簡易耐震診断支援	210件
精密耐震診断助成	91件
耐震改修工事助成	75件

普及啓発活動等の実施

区では、杉並区住宅耐震化緊急促進アクションプログラムの一環として、さまざまな普及啓発活動を行っています。
令和元年度は、改修業者の技術力向上を図る取り組みとして、東京都および他区市と共催で木造住宅耐震改修事業者講習会を実施しました。
令和2年度から令和4年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から日本建築防災協会のホームページで公開されている事業者向けの講習会（映像）にて実施しました。
また、住宅所有者から改修事業者等への接触が容易となる取り組みとして、本講習会を受講した施工業者のリストを掲載しました（当該リストはあくまでも住宅所有者の参考としていただくためのもので、助成対象工事を行う施工業者を限定するものではありません）。
講習会の概要および施行業者リストは、以下のリンク先を参照してください。

• 木造住宅耐震改修事業者講習会を受講した施工業者リストの掲載について

杉並区緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進に関する実施計画

杉並区耐震改修促進計画の目標達成に向け、緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を促進するため、建物所有者に耐震化の重要性を啓発し、理解を深めてもらうことを目的に「杉並区緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進に関する実施計画」を策定しました。

• 杉並区緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進に関する実施計画 （PDF 144.1KB）